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京都市京セラ美術館 2021年度展覧会情報を公開

京都市京セラ美術館は、リニューアルオープン2年目となる2021年の展覧会情報を公開した。開館1周年記念として、本館では、京都が誇る日本画家「上村松園」の個展を2021年7月より開催。新館・東山キューブでは、京都の建築物をモダンの側面から再考する「モダン建築の京都」を2021年9月より開催。また、新型コロナウイルスの影響により延期となっていた「THE ドラえもん展 KYOTO 2021」が2021年7月より東山キューブにて開催することが決定。アニメ文化を幅広く発信してきた京都として、日本を代表するキャラクター「ドラえもん」と日本の現代アートを取り上げる。リニューアルオープン時より好評を博しているコレクションルームでは、2021年度も四季にあわせて展示替えを行い、約3700点から趣向を凝らして選りすぐった名品を展示する。

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京都市京セラ美術館(外観) 撮影:来田猛 / 上村松園《人生の花》1899年 京都市京セラ美術館蔵 / 村上 隆《あんなこといいな 出来たらいいな》(部分) ©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. AllRights Reserved. © Fujiko-Pro

京都市京セラ美術館 開館1周年記念展「上村松園」

近代の京都画壇を代表する日本画家である上村松園の回顧展。本館が所蔵する上村松園コレクションは、初期の代表作である《人生の花》(1899年)から絶筆となった《初夏の夕》(1949年)ほか、総計10点。近代の京都画壇の日本画コレクションの中でも、上村松園はとくに重要な作家に位置づけられる。半世紀ほど前の1974年に開催された「生誕100年記念 上村松園」展以来、本館では2度めとなる上村松園の個展。開催全国の美術館をはじめ個人所蔵家の方々の協力を得て、前回の出品作品を踏まえて、最初期から絶筆に到るまでの代表的な約100点の作品を集め、近代の京都画壇が生んだ不世出の女性画家である上村松園の芸術の全貌を紹介する。

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上村松園《人生の花》 1899年 京都市京セラ美術館蔵

上村松園(うえむら しょうえん) 1875年-1949年

京都市に生まれる。本名津禰(つね)。京都府画学校、鈴木松年に学んだ後、師の了解を得て幸野楳嶺に入門。楳嶺没後は同門の竹内栖鳳に師事する。第3回内国勧業博覧会で一等褒状を得るなど早くから頭角を現し、文展開設以降、官設展で活躍した。絵画の伝統を踏まえた上に、女性画家の独自の視点で追求する女性像に孤高の境地を打ち立てた。1948年、女性で初めて文化勲章を受章した。

THE ドラえもん展 KYOTO 2021

現代アートの最前線で活躍する28組のアーティストによるドラえもんをテーマとした展覧会。連載開始から50年以上を経てもなお色褪せず、日本を代表するキャラクターとして世界中のこどもたちに愛されるドラえもん。ドラえもん世代のさまざまなアーティストがドラえもんの世界観を現代アートとして立ち上げる。京都での開催にあたり、出展作品をあしらったグッズや京都会場限定のグッズが登場。

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村上 隆《あんなこといいな 出来たらいいな》(部分)
©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. AllRights Reserved. © Fujiko-Pro

参加アーティスト:会田誠、梅佳代、小谷元彦、クワクボリョウタ、鴻池朋子、後藤映則、近藤智美、坂本友由、佐藤雅晴、シシヤマザキ、篠原愛、しりあがり寿、中里勇太、中塚翠涛、奈良美智、西尾康之、蜷川実花、福田美蘭、増田セバスチャン、町田久美、Mr.、村上隆、森村泰昌+コイケジュンコ、山口晃、山口英紀+伊藤航、山本竜基、れなれな(中島玲菜)、渡邊希(50音順・敬称略)

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佐藤雅晴《かくれんぼ》©Masaharu Sato ©Fujiko-Pro

京都市京セラ美術館 開館1周年記念展「モダン建築の京都」

文明開化に沸く明治時代、東京遷都を機に京都に芽生えた歴史都市としての意識や近代化への志は、西洋から輸入され新生した建築家たちを大いに刺激し、この地に数々の「モダン建築」を誕生させた。その後も、明治、大正、昭和期に建てられた建築の多くが、今も現役で活用されている。京都に息づくモダン建築は、古建築と現代建築を架橋する実験的な精神をいまに伝えている。

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京都市京セラ美術館(外観) 撮影:来田猛

明治以前の古建築はもちろんのこと、近現代建築の名作も数多く存在する京都は、歴史的価値ある建築の保存活用先進都市であり、「生きた建築博物館」と言っても過言ではない。本展は、京都のモダン建築を代表する京都市京セラ美術館を会場に、神社仏閣庭園だけではない京都のもうひとつの魅力を掘り起こす当館初の大規模建築展。京都に現存するモダン建築を貴重なオリジナル図面、模型、映像、写真など豊富な資料で多角的かつ総合的に紹介し、建築探訪や街歩き企画と連動する。

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京都市京セラ美術館(内観) 撮影:来田猛

京都市京セラ美術館 開館1周年記念展 コレクションとの対話:6つの部屋(仮称)

京都市京セラ美術館の約3700点におよぶコレクションの新たな魅力を導き出すため、現代作家とコレクション、研究者とコレクション、建築家とコレクションなど、多様な視点と表現で活動する京都ゆかりの個人と当館の所蔵作品の組み合わせを、6つの部屋で展開。大礼記念京都美術館の設立と開館以後の活動に尽くした詩人の竹内勝太郎、京都市美術館学芸員として勤務した後、美術に関わる著作を多く残した小説家の加藤一雄ほか、現代アーティスト、建築家など、京都と当館にゆかりの深い人たちの視線がコレクションに新たな光を投げかける。

京都市京セラ美術館 開館1周年記念展 森村泰昌 展(仮称)

現代美術家の森村泰昌(1951年大阪生まれ)の個展を開催。森村は京都市立芸術大学で学び、美術史における名画の登場人物や歴史上の人物、女優に扮するセルフ・ポートレイトを制作することで、個人のアイデンティティの多重性を視覚化し、個人史と歴史の交錯点を表現してきた。本展は、森村の京都における1998年以来の大規模な展覧会であり、35年以上にわたって活動を続ける森村泰昌の現在を提示するものとなる。

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撮影:福永一夫

コレクションルーム

近代以降の京都の美術を収集した、日本画を中心とした約3700点を超えるコレクション(日本画、洋画、彫刻、版画、工芸、書)。特に明治から昭和にかけての京都画壇の作家たちによる作品群には、近代の日本画を代表する名品がそろう。この貴重なコレクションを年間通していつでも鑑賞できるコレクションルームでは、京都の四季に合わせた年4回の展示替えによって、季節感に溢れた作品を中心に京都の美術を紹介する。

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菊池契月《散策》1934年 京都京セラ美術館蔵

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奥村霞城《鹿の図漆パネル》1937年 京都京セラ美術館蔵

2021年度展覧 開催概要

「上村松園」

開催期間:2021年7月17日(土)~9月12日(日)

THE ドラえもん展 KYOTO 2021

開催期間:2021年7月10日(土)~9月5日(日)

「モダン建築の京都」

開催期間:2021年9月25日(土)~2021年12月26日(日)

コレクションとの対話:6つの部屋(仮称)

開催期間:2021年10月9日(土)~12月5日(日

森村泰昌 展(仮称)

開催期間:2022年3月~2022年6月

コレクションルーム

【春季】開催期間:2021年3月20日(土・祝)~6月20日(日)
【夏季】開催期間:2021年6月26日(土)~9月26日(日)
【秋季】開催期間:2021年10月2日(土)~12月5日(日)
【冬季】開催期間:2021年12月11日(土)~2022年3月13日(日)

ホームページURL2021年度展覧会情報:https://bit.ly/2Sd3xwl
現在開催中の展覧会情報:https://bit.ly/3ih2E0i