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異なる二人の表現世界

小森紀綱・山田康平による二人展「空白の翼廊」がHENKYOで2025年9月6日(土)から9月27日 (土)まで開催される。展示初日、17:00からは彫刻家・名和晃平によるトークイベントも予定されている。

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小森 紀綱

1997年生まれ。諸宗教の宗教的対象や古典絵画のアトリビュート(特定の人物や神々に帰属する対象物)を“シミュレーショニズム” という絵画系譜の中で引用することで形而上学的絵画を制作している。小森の絵画制作は図像解釈や理論構成、宗教倫理などエピステーメから出発しており、絵画の骨組みとなる要素を複雑に張り巡らせ、時にはちぐはぐに入れ替えることでコードを集積させて超現実的な絵画を構築している。異なる宗教や様式をコラージュするように織り交ぜることで事物に内在していた共通項や相違が紡ぎ出されている。主なコレクションに大原美術館(岡山)。

山田 康平

1997年大阪生まれ。2020年武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻を卒業、2022年京都芸術大学修士課程美術工芸領域油画専攻修了。現在は東京を拠点に活動。キャンバスと紙にたっぷりとオイルを染み込ませることから始まる制作は、起点や輪郭となる黒の線をひき、絵の左上には光に見立てている黄色をのせ、それから強く鮮やかな色で一気に画面を覆う。筆を重ねることでキャンバスの表面は更に滑らかに整えられ、面と面がぶつかる場所から浮かび上がる色は強さを増し、何層にも重ねられたレイヤーから山田作品特有の奥行きが絵画空間に生まれる。

小森紀綱・山田康平二人展「空白の翼廊」開催概要

会期2025年9月6日(土)~9月27日 (土)
時間12:00~19:00
会場HENKYO
URLhttps://henkyo.jp/