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記念すべき20回目を迎えるアートフェア「ART OSAKA2022」

日本現代美術振興協会(APCA)主催による現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2022」が、2022年7月6日から7月11日までの6日間大阪市中央公会堂 (中之島・国指定重要文化財)とクリエイティブセンター大阪 / 名村造船所大阪工場跡地 (北加賀屋・近代化産業遺産)の2会場で開催され、本フェアの入場チケットも2022年6月1日(水)10:00からART PASSにて販売開始となる。

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記念すべき20回目を迎える本フェアは個々に出展するブース形式の「Galleries」セクションに加え、複数のギャラリーが1つの広大な空間を共有し、インスタレーションなどをダイナミックに展開する「Expanded」セクションを別会場で新設した。総勢54軒のギャラリーがGalleriesに出展することが決定し、またExpandedでは植松奎二、大西康明など国際的にも注目を集める17名の作家による14プランを展示する。

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2. 大西康明《石と柵》銅箔、鉄 402x600x600cm 2022 大西康明x福田金属箔粉工業株式会社 KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション制作作品 Courtesy of ARTCOURT Gallery

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3. 加藤智大《anonymous-human#4》鉄 H182xW97xD80cm 2017 Courtesy of TEZUKAYAMA GALLERY

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9. 佐藤香菜 《ハシバミの木》キャンバス、油彩、刺繍 130.3×162cm 2015 courtesy of GALLERY IDF

 セクション「Expanded」

  • 会場:クリエイティブセンター大阪 (名村造船所大阪工場跡地) 【近代化産業遺産】
  • 日程:2022年7月6日から7月11日まで

今年はアーティストのアトリエなどが集まる北加賀屋エリアにある名村造船所大阪工場跡地-クリエイティブセンター大阪を会場に「Expanded」セクションを新設。「Expanded」には会場の拡張、作品の拡大という意味の他に、アートの概念の拡張という意味が込められる。かつて造船所として稼働した広大な敷地を活かし、日本初となる大型作品、インスタレーション等に特化したフェア開催を試みる。開催趣旨に賛同したギャラリーから17人による14プランの作品が集結。物理的なサイズだけでなくメディアの垣根を越えたもの、パフォーマンス作品など、イメージする”アート”から一歩踏み出した作品群との出会いが創出される。

セクション「Galleries」

  • 会場:大阪市中央公会堂【国指定重要文化財】
  • 日程:2022年7月9日から7月10日まで

大阪市中央公会堂でのブース形式の会場である「Galleries」セクション。総勢54軒のギャラリーが一堂に会し、ギャラリスト独自の審美眼で選び抜いた作品を展示販売。大阪を代表する近代建築の華麗な空間といまを生きる現代美術作品との融合を体感することができる。