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地域の自然、食、工芸を満喫できる企画

かつて同じ文化圏を共有していた京丹後と城崎に会場を設け、食とアートの祭典「ECHO」が2022年7月22日から8月21日までTOMORROWの企画によって開催される。イベントの会場は大きく3つ(城崎温泉三木屋、竹野神社、間人スタジオ)に分かれ、海の青と山の緑美しいこの魅力的地域と風景、豊かな自然、歴史ある神社や老舗温泉旅館で現代作家の作品や地域の自然、食、工芸を満喫できる。adf-web-magazine-food&arts-echo-1

文豪・志賀直哉が逗留した城崎温泉・三木屋でアートと過ごす

三木屋は古き良き温泉街「城崎温泉」に佇む、創業300年の日本旅館で、小説の神様と呼ばれた文豪志賀直哉の名作『城の崎にて』はここから生まれた。本展では、現代美術家・須田悦弘が三木屋に滞在し、志賀直哉が滞在した客室に短編小説「朝顔」から着想を得た新作《朝顔》が展示される。期間中、ECHO特別宿泊プランにて三木屋に宿泊する人限定の公開で、2022年7月27日(水)、8月10日(水)に限り、一般鑑賞を受け付ける。

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須田悦弘「朝顔」2022年 画像

太古から受け継がれる神域で体験する、食とアート、工芸、そして建築

2000年以上前から地域の氏神として信仰深い「竹野神社(たかのじんじゃ)」では、地域の食材を使い食べる喜びを見出す「食の祭」が開催される。2022年「Asia's 50 Best Restaurants」43位に選出された名店cenciや、「ゴ・エ・ミヨ 2022」に掲載された京丹後の名店縄屋、「ミシュランガイド京都2021」で『ビブグルマン』に選ばれた人気店ブランカのスペシャルメニューを楽しむことができる。

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左:縄屋の桃のおひたし、右:弥栄窯のパン

地域唯一の神社として歴史を刻んできた竹野神社の絵馬殿には、安藤忠雄設計こども図書館のブックディレクションなどを手掛けるBACH・幅允孝による、期間限定の図書スペースも公開される。

ライブラリー構想イメージ

さらに、通常非公開の神域の森を散策し、展覧会スタッフの案内でアートと工芸を深く体験する神域ツアーも開催される。時間予約制となっているため、事前予約が必要。adf-web-magazine-food&arts-echo-12

ニューヨーク、香港、間人をつなぐ、文化発信拠点・間人スタジオ

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左:テレジータ・フェルナンデス「Soliloquy(Taiza)」(部分)2022年 右:サムソン・ヤン「Reasonable music(Lyrica)」2022年

2021年秋に完成した「間人スタジオ」では、衣食住と土地の産業を結びつける総合芸術的アプローチにより、国内外のアーティスト、工芸作家、デザイナー、職人が提案するサイトスペシフィック・アート作品が展示される。鑑賞券の販売はこちらから。