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ダミアン・ハースト / サー・マイケル・クレイグ・マーティン / ジュリアン・オピー 英国の現代美術を象徴する3名の作品を一堂に集めて

阪急うめだギャラリーにて、「英国の現代アートの巨匠たち BRITISH CONTEMPORARY MASTERS」が2022年10月5日から10月17日まで開催する。見る側の想像で様々なとらえ方をし、感性を豊かにするということで世界的にブームになっている現代アート。ロンドンは欧米の中でも現代アートの先駆けの地とされ、美術館巡りが観光の目的になるほどアートの盛んな都市で、現代アートの美術館や画廊が集まる街でもある。

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世界現代美術史の中で1980-90年代に頭角をあらわしたアーティストの一群、“YBAs(Young British Artists)” 。今回は英国フェア開催にあわせ、その衝撃的なコンセプトで新しいアートのあり方を提唱し社会現象にまでなった、YBAsを代表する英国の現代アートの巨匠ダミアン・ハースト、サー・マイケル・クレイグ・マーティン、ジュリアン・オピーを特集。希少価値の高い作品、それぞれの作家の特徴や作品の背景を紹介し、現代アートの奥深さを感じられる展覧会となっている。

ダミアン・ハースト

1965年英国・ブリストル生まれ。カラフルなドットをモチーフにした“スポット・ペインティング”で世界各国の美術愛好家の注目を集める。1995年に英国の由緒あるターナー賞を受賞。2008年サザビーのオークションにて存命アーティストの最も高額な作品となる価格で落札された。今春の東京 国立新美術館の「ダミアン・ハースト 桜」展で発表された作品のジクレープリントも紹介。

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COURAGE(120×96㎝、2021年ジクレープリント、アルミ複合パネル)

サー・マイケル・クレイグ・マーティン

1941年、アイルランド・ダブリン生まれ。2001年エリザベス女王より大英帝国勲章CBE 、2016年にはナイトの称号を授与。日常の身の回りにあるオブジェを題材にシンプルなフォルム、豊かな色彩で描いたコンセプチュアルアーティスト。YBAs を育てた指導者として、国際アートフェア Freeze 展の主導者としての実績も。日常的なモチーフと明るいカラー使いで、変化に富んだ遊び心溢れる作風が印象的。

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Domesticated NatureVegetables(85×72㎝、2022年シルクスクリーン、紙)

ジュリアン・オピー

1958年英国・ロンドン生まれ。英国のロイヤルバレエ団のステージデザインや、世界的なロックバンドU2のステージデザインなどジャンルを超えた活動も行い、若い世代からの人気も高い。人物や建造物をシンプルな線描画で描いた作品で魅了している。

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Running People:Elvis(58.5×8×14㎝、2020年アルマイト加工アルミニウム、コーリアン)

「英国の現代アートの巨匠たち BRITISH CONTEMPORARY MASTERS」

期間2022年10月5日から10月17日まで
場所阪急うめだギャラリー