新宿駅徒歩3分の好立地に大型ギャラリースペースが誕生
渋谷のbiscuit galleryと新ギャラリーAWASE galleryが共同運営するアート空間「nudge field」が今春新宿にオープンする。biscuit galleryは2021年から渋谷で運営していたが、これを機に厚地由佳子を新たにディレクターを迎え、新宿へ移転する。海外展開やアーティストの育成を強化、AWASE galleryとのコラボレーションなどを積極的に取り組んでいく。
AWASE galleryは建築家の松井陸とアーティストの山田康平の2名によって運営されるスペースで、nudge fieldを拠点として活動。美術家の個展やグループ展を中心に企画がら、建築や様々なメディアカルチャーが交わることで、新しい価値が生まれる場を目指す。
nudge fieldは全体で約50坪の広さを持ち、3つの展示フロアから構成されている。松井陸のほか、建築家である関健太、中村幸介の3名による設計で長く使われていなかった老舗ビルの1フロアが新しく生まれ変わった。両ギャラリーの展示室をつなぐ第3の展示室は「on」と名付けられ、biscuit galleryとAWASE galleryの共有スペースとして運営される。オープン記念企画として、biscuit gallery所属の那須佐和子(画家)とAWASE gallery推薦の下田悠太(建築構造エンジニア)によるインスタレーションが展示される。