都心の真ん中で街に開かれたアートスペースを
アートスペース「Gallery & Bakery Tokyo 8分」が2024年11月に開業する東京・京橋のTODA BUILDINGの1階に開業する。「ArtSticker(アートスティッカー)」を運営するThe Chain Museumと「THE CITY BAKERY」を運営するフォンスによる共同事業で、アートギャラリーとベーカリー&カフェが併設される。芸術や文化にも注力した都市開発が進む東京の中心地で街に開かれたアートスペースを目指す。空間設計は建築家・元木大輔が率いるDDAAが手がける。The Chain Museumはオンラインプラットフォーム「ArtSticker」のほかに自社運営のアートギャラリーを都内で3か所運営、今回が4か所目となる。
特徴
生活の中でアートと遭遇できる
日本の中心的な交通拠点である東京駅から徒歩8分にある、美術館や伝統的なギャラリーなどが集積する文化的な立地で、「THE CITY BAKERY」と一緒にスペースをプロデュースすることで、「パンやコーヒを買うこと」や「友達と待ち合わせをすること」など、その延長線上に「アート作品を鑑賞すること」もより身近な感覚となるような場所を提案する。
東京の中心地にある”巨大空間”で作品を発表する機会をアーティストに
本スペースでは美術館のような6mほどの高さがある展示壁と、200㎡を仕切りなしに一つの空間とすることで、遠くからも作品を眺められる開放的なスケールを実現。延床面積が50m2以下であることが多い通常のギャラリーとは違う空間を提供することで、アーティストの挑戦や飛躍を応援する。
TODA BUILDING
2024年11月、アーティゾン美術館の隣にグランドオープンされる芸術文化の複合施設を有する施設。地下3階、28階建ての超高層複合用途ビル。高層部のオフィスと低層部の芸術文化エリアで構成し、ミュージアム、ホール&カンファレンス、ギャラリーコンプレックス、創作・交流ラウンジ、共用部アートスペース、アートショップ&カフェが有機的に機能することで「誰もが気軽に、芸術・文化を体感できる機会を創出」し「新進アーティストの育成」そして「情報発信の場の創出」を実現する。
DDAA
建築、都市計画、ランドスケープ、インテリア、プロダクト、コンセプトメイキングなどの様々な分野で活動している建築・デザイン事務所。建築的な思考を軸に、独自のリサーチやプロトタイピングを通して社会性のある実験的なデザインを自主的に行うプラットフォーム「DDAA LAB」をもち、ふたつのチームがお互いにフィードバックを繰り返しながら、イノベーティブなアイデアを社会に提供することを目的としている。
THE CITY BAKERY
ニューヨーク・ユニオンスクエアに1990年に開業したベーカリー。創業者のモーリー・ルービンはTV局のプロデューサーだった異色の経歴の持ち主で、その独創的な発想から生まれたプレッツェルクロワッサンや濃厚なホットチョコレートは瞬く間に人気となった。2013年に大阪に初上陸して以来、東京・福岡・長野・名古屋・京都などに展開。日本でも「街(CITY)のベーカリー」として親しまれている。
The Chain Museum
「気付きのトリガーを、芸術にも生活にも。」というミッションを掲げ、これまで、気付きのトリガーを世界中に伝播させるために、アーティストと鑑賞者の新しい関係性が生まれる場をつくる「ArtSticker事業」、生活の中にアートを散りばめるために、ホテルや商業施設、オフィスなどの空間プロデュースを行う「Coordination事業」、そして、アートとのより多様な関わり方を提案するために、自らが運営する「Gallery事業」を展開している。
「Gallery & Bakery Tokyo 8分」概要
所在地 | 東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 1F |
URL | https://artsticker.page.link/8min |