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アッドスパイスが三浦展の蔵書が読める「展文庫」を京都にオープン

アッドスパイスは、三浦展の蔵書が読める貸し空間「展文庫」を2021年6月1日、京都にオープンする。社会デザイン研究者の三浦展の貴重な蔵書に囲まれたこの貸し図書室には、建築・都市・社会・文化等の分野を横断した本が並ぶ。また三浦と親交の深い隈研吾著書と隈が影響を受けた本コーナー、海外の書籍、1960~70年代の雑誌『太陽』等、他では見られない書籍雑誌も読むことができる。

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貸し空間「展文庫」

インテリアは三浦の書斎をイメージ。室主厳選の京都のお茶が出され、カフェ代わりにも使える。一組貸し切り、一時間から利用でき、三浦展の蔵書に囲まれた自分だけの時間が過ごせる。新書・古書の販売や企画展も行われる。※図書の貸し出しは行っていない。

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貸し空間「展文庫」

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室主厳選の京都のお茶が出される

室主(運営者)の岸本は、著書内で対談をするほど三浦とは親交が深い。学識者や文化人の多い京都・今出川に、岸本がビルを購入した事を機に、時代の先を読む三浦の思考を追体験してほしい、との願いにより、本施設が実現。三浦本人のトークイベントなどを少人数で開催予定。

展文庫利用方法

  • 利用人数:1組貸し切り (1組の定員は 4 名迄)
  • 利用料金: 90 分 1,000 円 / 人~(半日 5,000 円 1日 10,000 円)
  • 利用時間:10:00~19:00
  • 広さ:約 3 畳(和室)
  • 本日のお茶付き (室主お気に入りの京都の緑茶・ほうじ茶・ハーブティー等)
  • オプションサービス:コピー機(白黒 5 円 / 枚、カラー 20 円 / 枚)、 キッチン(500 円 / 回)
  • 備品設備:[室内]WIFI・エアコン [ビル内]トイレ・キッチン

三浦展プロフィール

カルチャースタディーズ研究所主宰。1958年生まれ。1982年に一橋大学社会学部卒。パルコに入社し、マーケティング誌『アクロス』編集室。1990年に三菱総合研究所入社。1999年に「カルチャースタディーズ研究所」を設立。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。 著書は、80万部のベストセラー『下流社会』のほか、『第四の消費』『ファスト風土化する日本』『東京は郊外から消えていく!』『新東京風景論』『首都圏大予測』『花街の引力』『中央線がなかったら』『三低主義』『あなたにいちばん似合う街』など多数。

アッドスパイスビルについて

アッドスパイスビルは、展文庫の他、複数の店舗・オフィスの入居する小ビル。1階にマフィン店「OPERA MUFFINS Kyoto」、2階に雑貨店「小モノ カワシマ」、整体院「春ひなたひかり整体施療院」、3階に「展文庫」と「アッドスパイス事務所」が入居。西陣・御所西界隈にふさわしい高感度なショップが集まり、この街に面白みを添えるビルを目指している。

岸本千佳プロフィール

1985年京都生まれ。2009年滋賀県立大学環境建築デザイン学科卒業後、東京の不動産ベンチャーで遊休不動産の企画・運営に従事。2014年京都でアッドスパイスを設立。不動産の企画・仲介・管理を一括で受け、建物と街のプロデュースを業とする。著書に『もし京都が東京だったらマップ』(イースト新書Q)※巻末に三浦氏との対談あり『不動産プランナー流建築リノベーション』(学芸出版社)がある。

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アッドスパイスビル

展文庫(てんぶんこ)概要

所在地京都府京都市上京区今出川通堀川東入飛鳥井町267-4(京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅徒歩7分)
営業時間10時~19時(予約制)
定休日不定休
利用方法メールに利用希望日時(第 2 希望まで記載)・目的・人数・連絡先を記入の上申し込む。