国際的現代アートギャラリーが体現する美意識
日本の芸術を世界で再価値化することを目指すアートギャラリー「ア・ライトハウス・カナタ」が西麻布から表参道に移転した。開廊記念として20名以上の所属アーティストの作品群が一堂に会するグループ展「OPENING CEREMONY」が2025年10月16日(木)から11月8日(土)まで開催される。
新ギャラリーの建築設計は、建築設計事務所バケラッタ主宰の森山善之、インテリアデザインは、新進気鋭のデザインチーム、I INが手がけた。イタリア産のトラバーチン(石灰岩)を用いた重厚な壁面が厳かな異空間を演出するなど、従来のホワイトキューブを超えたギャラリー空間となっている。地上3階建てと屋上フロアの一棟からなり、最大約720平米の規模を有する。1階はメインギャラリー、2階は通常は一般公開しないセカンドギャラリーに加え、VIP向けの応接室、プライベートビューイングルームやバーを備えており、3階はオフィスフロアで、屋上には渋谷や新宿方面の都市景観を一望できる開放的なテラスが設けられている。
本展では、ア・ライトハウス・カナタの美意識を体現する多彩な作品群により構成。出展作家には、日本の抽象彫刻の巨匠・安田侃、青白磁の陶芸で国際的評価を受ける深見陶治をはじめ、個展を11月に予定する陶芸家・三原研、さらに新進気鋭の日本画家・三鑰彩音や佐藤健太郎など、世代も表現領域も多様な顔ぶれが揃う。
参加作家
深見陶治、安田侃、生田丹代子、尾崎悟、三原研、Joseph Walsh、田中信行、朝倉隆文、三鑰彩音、佐藤健太郎、米元優曜、横山修、森山寛二郎、杉谷恵造、藤掛幸智、加藤貢介、長谷川幾与、亘章吾、津守秀憲、武山直樹、中田真裕、冨樫葉子、武井地子、前田正憲、今井瑠衣子、横山翔平、谷川将樹、柞磨祥子、佐故龍平、三尾瑠璃、松村淳、大島幸子、松田啓佑、中野優
移転記念展「OPENING CEREMONY」開催概要
| 会期 | 2025年10月16日(木)〜11月8日(土) |
| 時間 | 11:00~18:00 ※最終日のみ16:00終了 |
| 休廊日 | 日曜・月曜・祝祭日 |
| 会場 | ア・ライトハウス・カナタ |
| URL | https://tinyurl.com/4uzwrk2a |

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