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複雑な都市空間の構造や建物内の多様な空間を青ペン1本で紙上に現出

「田中智之の解体新書展[空想建築]」が、2023年11月1日(水)から11月27日(月)まで熊本大学で開催される。本展では、建築設計や都市デザインを専門とし建築家でもある熊本大学大学院先端科学研究部 田中智之教授の制作したパース、通称「タナパー」が展示される。

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ビル群や建物の外壁を透視して、複雑な都市空間の構造や建物内の多様な空間を青ペン1本で紙上に現出させる「タナパー」は国内外で高い評価を受けている。会場には、昨年東京および福岡で展示を行った、スニーカーをタワーに見立てた作品をはじめとする、空想の建築物のパースを展示。原画を拡大して展示するため、精密なパースの細部まで見ることができる。また、原画のモデルとなった〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉のスニーカーも展示される。本展は9月に蔦屋書店熊本三年坂で開催した企画展の再展示。

今回の会場は重要文化財である本学五高記念館での展示となり、歴史的建造物と現代都市デザインとの融合が楽しめる。

「田中智之の解体新書展[空想建築]」開催概要

会期2023年11月1日(水)~11月27日(月)
時間10:00 - 16:00(入館は15:30まで)
会場熊本大学五高記念館
休館日毎週火曜日 
料金無料