マイアミ・ビーチのラグジュアリーホテル「ザ・ラレー」が再生
ニューヨーク拠点の不動産開発投資会社SHVOと、ラグジュアリーなホスピタリティーブランドであるローズウッド・ホテルズ&リゾーツがマイアミビーチを代表するホテル「ザ・ラレー(The Raleigh)」の再生を発表。コリンズ街1775番地というマイアミの活気溢れるアール・デコ地区の中心部にあり67mにわたるエリアが海に面する12,140㎡のリゾートは、有名建築家ピーター・マリノ(Peter Marino)がデザインした各々異なる3つの構成要素が特徴。
マイアミの建築家ローレンス・マーレー・ディクソン(Lawrence Murray Dixon)により、1940年代に建築されたザ・ラレーは、ローズウッドの「センス・オブ・プレイス®」哲学に則り、隣接する歴史ある2軒のホテル、リッチモンドホテル(Richmond Hotel)およびサウス・シーズホテル(South Seas Hotel)のそれぞれが持つ、歴史的に重要なアールデコ様式の壁面が再生される。
「ザ・ラレー」の特徴
- ラグジュアリーサービスと施設を備えた優雅に近代化されたローズウッド運営による客室とスイート60室
- 44戸のレジデンスとPeter Marinoが手がけた時を超越した建築を特徴にする、17階建ての海に面する新築タワー「ローズウッド・レジデンス・マイアミビーチ」
- ビーチに面しての食事とレジャーを提案するプライベート会員制クラブ
ピーター・マリノ / Peter Marinoについて
ピーター・マリノ(1949年生まれ)は、アメリカの建築家であり、アメリカ建築家協会のフェロー。コーネル大学で建築学の学位を取得し、スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル(Skidmore Owings & Merrill)、 ジョージ・ネルソン、I.M.ペイ/コスタ&ポンテ(George Nelson and I.M. Pei/Cossutta & Ponte)でキャリアをスタート。1978年に設立した建築設計事務所Peter Marino Architect PLLCの代表を務める。ニューヨークを拠点に160名の従業員を擁し、フィラデルフィアとサウサンプトンにもオフィスを構える。幅広いプロジェクトと規模でグローバルに活動しているマリノは、モダンラグジュアリーを再構築したことで有名。