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隈研吾が姫路の名刹・圓教寺で新規制作のパビリオンを公開

書寫山圓教寺(しょしゃざん えんぎょうじ)と姫路市立美術館の共催で「圓教寺×隈研吾 生き延びるためのデザインワーク:これからの用の美」が開催される。隈研吾が圓教寺の摩尼殿と三之堂に触発されたパビリオン《くぎくも》の制作と、「はづき茶屋プロジェクト」を展開する。本イベントはワークショップ期間と作品展示期間の2期に分かれており、ワークショップ期間は2024年4月20日(土)から6月15日(土)まで、作品展示期間は6月16日(日)から12月1日(日)までとなっている。ワークショップについての詳細は特設サイトより確認できる。

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パビリオン《くぎくも》イメージ

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書寫山圓教寺 摩尼殿

作品展示

近代寺院建築の傑作である摩尼殿と室町時代の建築である三之堂にインスピレーションを受け、隈がパビリオン《くぎくも》を公開。書寫山圓教寺の摩尼殿は、今年1月に国の重要文化財に指定された。摩尼殿を設計した武田五一は「関西建築界の父」と呼ばれ、近代建築だけでなく古社寺の修理保存にも関わりが深く、隈にも影響を与えた建築家。隈は摩尼殿の懸造(かけづくり)について、「武田の本領である軽やかなものへの思考がたくさん発見できる」と語っている。さまざまな人の手によって守り受け継がれ、人々の生活や文化に溶け込んできた圓教寺の建築群と隈の作品の融合が、新しい三之堂の景色を創出する。

パビリオン《くぎくも》展示概要

会期2024年6月16日(日)~12月1日(日)
時間10:00~15:45
休場日会期中無休
会場書寫山圓教寺 三之堂前広場
料金無料(別途、志納金が必要)
URLhttps://tinyurl.com/48ud3v55