革新的な耐震技術とデザインの融合による、新しい木造建築の形を提案
「第1回 瀬戸内国際建築デザイン実施コンペ2025」(主催:ヤマホン)が開催される。次世代の建築デザインの可能性を追求し「重力から自由になる家」をテーマに、「設計したプランが作品になる(建築する)こと」を目指す。エントリー応募は2025年4月1日(火)より開始、締め切りは5月30日(金)12:00。
概要
応募資格・条件
国籍不問(提出物及びプレゼン審査で使用する言語は日本語または英語とする)、個人・グループ不問
※フリーランス部門は条件あり
応募方法
特設サイトからのエントリー後、作品提出。
- 一次審査:PDF形式A1サイズ一枚(1GB以下)
- 最終審査:応募作品をパネル化した現物、プレゼンテーション資料、模型等
学生部門
- 2025/4/1時点で専門学校、大学、大学院生などに在籍中の学生(学生であれば23歳以上の方もエントリー可能。上限なし) 。建築士の資格不問。
- 応募したプランを実現する際、設計、施工プロセスに監修者として参加できること。
審査員が所属する大学の学生、研究生、関係者も応募可能。ただし提出作品に関し、個別に審査員に接触した場合は失格。
フリーランス部門
- 1989/4/2以降生まれの方(学生をのぞく)。
- 個人・グループ不問(グループの場合、全員が1989/4/2以降生まれのものであること。
- 一級建築士、または二級建築士の資格を取得していること(応募したプランを実現する際、建築士事務所の登録にめどがつけられる、または所属登録があること)。
- 応募したプランを実現する際、設計、監理ができること。
審査員の関係者も応募可能。ただし提出作品に関し、個別に審査員に接触した場合は失格。
設計の制約
共通
- 敷地図面は主催者が提供したものを使うこと(玉野市が決定した都市計画玉野深山アルバタウン地区計画に従うものとする)。
- 対象の敷地は4敷地。自由に敷地を選んで作品を制作してよい。
- 敷地見学は不可(webで見ていただくことに制約はなし)
- 木造軸組み工法での設計とする。
- 区画は300㎡程度(90坪)。
- 建蔽率が30%(ガレージ含む)
- 容積率50%。
- 実際に住居になる(利便性・快適性の考慮)。
学生部門
上記のみ。
フリーランス部門
- 大開口に挑戦する。(J耐震開口フレームを利用すること)
- 図面に柱の位置を描きこむこと。
- 植栽を含めた外構も表現すること。
- マイカーなど生活に必要と想定されるものは適宜想定する。
- 実際に建築されることを前提に検討する。
- 建築された場合、一定期間は多くの方に見てもらうが、将来的には販売されることを前提に検討する(価格、仕様、生活スタイルの変化など)。
- 木造軸組工法の常識にとらわれず、チャレンジングな作品を検討する。
スケジュール
- エントリー受付:2025年4月1日~5月30日 12:00必着
- 作品提出期間:2025年6月13日~6月30日12:00必着
- 一次審査:2025年7月11日
- 最終審査・表彰式:2025年9月6日
※最終審査はプレゼンテーション審査を実施
※表彰式終了後、受賞パーティーを開催予定
審査委員会
審査員
構造監修
特典
- 最優秀作品は実際の建築プロジェクトとして実現予定。
- 4敷地それぞれで建築を予定。(最大4件)部門ごとでは最低1件、多い場合は3件、建築する予定。
- 学生の方はデザイン監修者としてのクレジット付与、フリーランスの方は設計・監理者としてクレジット付与
- 設計プロセスへの参画機会
- 実施設計・監理等は主催者側が実施(デザインは審査員がサポート)
賞金 (各部門)
- 最優秀賞:表彰及び副賞 30万円
- 優秀賞:表彰及び副賞 10万円
- 審査員特別賞:表彰及び副賞 3万円