展示概要
「DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術」展が埼玉県立近代美術館で2019年11月4日まで開催されている。本展では1960年代末から70年代にかけての美術状況を記録写真や資料との関係から検証する。近年国際的に評価が高まっている「もの派」と呼ばれる動向の見直しを契機として、関根伸夫の資料、多摩美術大学アートアーカイヴセンターと共同で進めている「もの派アーカイヴ」関連の展示、並びにこの時代から現在に至るまでの美術状況を広い視野において再考するための写真や映像によるアクチュアルな展示、以上の3つの柱を中心に構成される。それぞれに異なる動機から発生した3つの柱から派生する展示が、時に重なりながら親和性を帯び、時にズレながら挑発しあうような、刺激的な時空間を出現させることによって「ポスト工業化社会の美術」という見取り図を提起する。
イベント概要
展示会名 | DECODE/出来事と記録 -ポスト工業化社会の美術 |
会期 | 2019年9月14日 (土) ~ 11月4日 (月・振休) 休館日:月曜日(9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館) |
開館時間 | 10:00 ~ 17:30 (入場は17:00まで) |
観覧料 | 一般1100円(880円)、大高生880円(710円) |