電子マネー、交通機関ICカード対応の新型スマートウォッチwena 3
スマートウォッチ「wena」は、2015年にクラウドファンディングで当時の国内史上最高額を達成し、発案および開発者の對馬哲平の学生時代からの構想を実現する形で事業化、2016年に一般発売が開始された。第三世代となるwena 3は「便利を、自由に。Wear Freedom.」をコンセプトに、最薄部6.9mmの腕時計バックル部にスマートウォッチ機能をすべて集約し、通知の閲覧やタッチ操作ができる大画面タッチディスプレイも搭載した。バックル部に機能が集約されているため、お気に入りの腕時計のヘッド部はそのままで、スマートウォッチ化することも可能となっている。
wena 3は、時計ヘッドや好みに合わせて、バンドを自由に選べるよう腕時計としての高級感を追求したwena 3 metal、カジュアルな印象のwena 3 leather、スポーティーに使いこなせるwena 3 rubberの3タイプを発売する。また、wena 3はグッドデザイン賞を受賞。
wena 3は、楽天EdyやiD、QUICPay™などの電子マネーだけでなく、交通系ICカードSuicaにも対応し、wena 3のバックル部をかざすだけで、鉄道・バス、買いものなどで利用可能となっている。またwena 3での残高確認や、wena 3アプリでの利用履歴の確認もでき、wena 3アプリはiOS / Android版ともにSuicaに対応する。
加えて、wena 3に適したヘッド部も2種発売する。デザインは、インダストリアルデザイナー山中俊治とカーデザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロが手掛けた。また、wena 3をベースにコラボレーションした「wena 3 -PROMASTER Edition-」「wena 3 -BRIGHTZ Edition-」「wena 3 -SEIKO Mechanical Edition-」も発売する。