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若⼿クリエイターによる企画シリーズ

「KUMA experiment 2023-24」vol.2 企画展「ASTERISM(⁂)」が、クマ財団ギャラリーで2023年11⽉11⽇(⼟)から11⽉26⽇(⽇)まで開催される。本展はクマ財団ギャラリーが支援するクリエイター奨学生第7期の6名が参加するグループ展。

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ビジュアルイメージ:岡本太玖斗

参加するクリエイターは、デジタルメディアで社会の構造を観察するインスタレーションやシステムの制作を⾏う、稲⽥和⺒。⻄洋⾳楽、現代⾳楽においてポップアート的表現を追求する作曲家の梅本佑利。全⻑33mの油絵など巨⼤な絵画作品を⼿がける画家、⼤⻄茅布。テキスタイルの素材と技法を活かしながら、鑑賞者と作品との更なる親密的な関係を作ることに着⽬するCALLY TAN。⾃⾝がカメラを構える映画制作やスクリーンでの上映を通し、映画表現・映画体験の探究を試みる芝⽥⽇菜。プラスチック上の新材料合成とフレキシブルデバイスの研究を⾏う、野沢公暉の6名。異なる領域で未来を⾒据えて創作する若⼿クリエイターがそれぞれの取り組みを発表する。

ステートメント

夜空に広がる星々の並び。偶然に集まったその点たちは、星座や神話、占星術、さらには科学など、私たちの想像⼒を掻き⽴てる存在としてありました。
本展は、偶然に散らばる「ASTERISM」(星群)をささやかな表題として、テキスタイル・メディアアート・作曲・油絵・映画・サイエンスといった異なるジャンルで活動する6名のグループ展です。
それぞれの活動に打ち込む6名が⼀堂に会する機会は、まるで星群。想像の余⽩を残しながら、ただそこに広がる「ASTERISM」として鑑賞者を新たな視点へ誘います。

展示作品

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稲⽥ 和⺒ 《潮(六本⽊)》 2023

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梅本 佑利 《上書きちゃん・「おやすみ〜。」》 2023

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⼤⻄ 茅布 《森の愛》 2022

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CALLY TAN 《Empathy is in My House》 2021

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芝⽥ ⽇菜 《⽔⾯に映る家》 2022

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野沢 公暉
《プラスチック上フレキシブルトランジスタ》 2023

展示作家

稲⽥和⺒ / Kazumi Inada

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筑波⼤学⼤学院 情報学学位プログラム 博⼠後期課程所属。デジタルメディアを⽤いたインスタレーションやシステムの制作を通じて、⾝の回りの外界を構造化し、社会の姿を正確に観察する⼿法を⽣み出すことに取り組む。

梅本佑利 / Yuri Umemoto

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作曲家、⾳楽家。⽇本のポップカルチャーと⻄洋芸術⾳楽の⽂脈で創作を⾏い、国内外の演奏家などと共同作業を⾏う。ヤマハ株式会社との共同制作、テレビ朝⽇での坂本⿓⼀公式編曲、東京コレクションでのファッションショー⾳楽の制作など、コラボレーションも積極的に⾏う。mumyo(合同会社無名)代表。

⼤⻄茅布 / Chifu Onishi

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私は⼩学⽣の時に油絵を始めました。習い事はいろいろしましたが続いたのは油絵だけ。朝起きるととりあえず油絵を描き、夜も油絵を描いていて眠くなると寝ます。こんな⼈⽣でいいのかなとも思いますが、努⼒できるとかハマれるとかいうのも才能だそうですので、まあこれで頑張ろうと思ってます。

CALLY TAN

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多摩美術⼤学テキスタイルデザイン専攻⼤学院在籍。シンガポール出⾝。染織の素材と技法を活かし、⼼理学と存在論・⼈類学における概念に基づき作品の制作を⾏なっている。⽇常⽣活に既存する染織物と同じ素材を使⽤することにより、鑑賞者と作品との更なる親密的な関係を作ることに着⽬している。

芝⽥⽇菜 / Hina Shibata

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⾃⾝がカメラを構える映画制作やスクリーンでの上映を通し、映画表現、映画体験の探究を試みている。

野沢公暉 / Koki Nozawa

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これまでプラスチック上へ合成できなかった材料をプラスチック上へ直接合成し、フレキシブルデバイスの発展を⽬指している。研究分野は⼆次電池やトランジスタ、機械学習と幅広い。成果は4件の主著論⽂や、ヨーロッパ最⼤の材料系国際会議E-MRS2023における招待講演へ結実している。

「ASTERISM(⁂)」開催概要

会期2023年11⽉11⽇(⼟)〜11⽉26⽇(⽇) ※⽕・⽔曜⽇は休廊
時間12:00 - 19:00
会場クマ財団ギャラリー
料金無料
主催公益財団法⼈クマ財団
URLhttps://onl.tw/NLfzW2r