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テーマ「実践するサーキュラーな活動たち」の企業としてファーメンステーションが最新取組事例として出展

独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる社会を構築するファーメンステーションは、2022年12月5日(月)から12月25日(日)まで東京ミッドタウン・デザインハブにて開催する、東京ミッドタウン・デザインハブ第100回企画展「かちのかたちたち展ー捨てる手前と後のこと」に出展する。多摩美術大学が運営・東京ミッドタウン・デザインハブが主催するこの企画展では、独自の発酵技術を用いて「未利用資源の再生・循環、ゼロウェイスト」を事業とし展開する循環図とともに、その循環から派生し生まれた素材や製品を展示し、人それぞれのゴミに対する価値観を探ることを目指す。かちのかたちたち展

ファーメンステーションは「世の中にあふれるゴミがもっと活用できたら面白いのに」さらに「事業性と社会性を両立させたビジネスを創りたい」というふたつの想いから生まれた。「どこからがゴミで、どこまでがゴミではないのか?」本展ではゴミになる境界に焦点を当て、人それぞれのゴミに対する価値観を探ることを目指す。深澤直人、中村勇吾、柴田文江をはじめ、第一線で活躍するデザイナーやクリエイター25名による、暮らしや仕事の中にある「ゴミとゴミになる前の境界を感じるもの」が提示され、クリエイティブとサーキュラーの新しい出会いやヒントを探る。さらに、呼び継ぎの器や襤褸(ぼろ)などの民俗学的な視点や、国内・世界での最新の取り組み事例なども紹介し、様々な角度からサーキュラーを見つめる企画展となっている。

東京ミッドタウン・デザインハブ

2007年4月に開設されたデザインネットワークの拠点。デザインのプロモーション・職能・研究教育という異なる役割を担う機関が連携し、デザインによって「人」「ビジネス」「知識」 を結びつけ、展覧会やセミナーの開催、動画配信などで情報を発信している。adf-web-magazine-tokyo-midtown-design-hub-100th-exh-3

多摩美術⼤学TUB

多摩美術⼤学TUBは、2021年4月、東京ミッドタウン・デザインハブにデザインやアートが持つ創造性と美意識を社会とつなぐ場として開所。“まじわる・うみだす・ひらく”をコンセプトに多摩美術大学の様々なステークホルダーや企業、社会人と行うオープンイノベーションによる新しい価値の創出、学生だけでなく子供から社会人まで幅広い層に向けたデザインやアートのプログラムの提供、学生作品の展示・発信を行う。

ファーメンステーション

ファーメンステーションは「Fermenting a Renewable Society(発酵で楽しい社会を!)」をパーパスに、未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップ。岩手県奥州市に研究開発拠点兼自社工場(奥州ラボ)を持ち、独自の発酵・蒸留技術でフードロス / ウェイストおよびその他未利用バイオマス由来のエタノールやサステナブルな化粧品原料などを開発・製造している。これらのアップサイクル原料を化粧品・日用品の原料やその他バイオプラスチック等の産業資材の中間原料として製造販売する原料事業のほか、自社ブランドによるオーガニック化粧品事業、原料提案から製品開発まで一貫して引き受けられる化粧品・ライフスタイル製品等のODM / OEM事業を行う。また、食品・飲料工場の製造過程等で出る副産物・食品残さなどの様々な未利用資源を活用しアップサイクルすることで、新たな高付加価値の商品を生み出す事業開発を大企業との共創を通じて取り組む。

「かちのかたちたち展ー捨てる手前と後のこと」開催概要

会期2022年12月5日(月)から12月25日(日)まで
時間11:00 ~ 19:00
会場東京ミッドタウン・デザインハブ