イッタラが大人気の100%リサイクルガラスコレクションに過去のデザインなどを追加
フィスカース ジャパンが展開する北欧デザインのパイオニアとして北欧の暮らしの本質を内包するイッタラはリサイクルガラスコレクションに新たなアイテムを2021年9月下旬に追加し、全国のイッタラショップ、および公式オンラインショップにて販売する。イッタラは2019年春、廃棄ガラスのみで作られたタンブラーを製造する工場をもつ世界初のブランドとなった後、過去様々な年代に生み出されたイッタラのデザインを廃棄ガラスのみで製造し、リサイクルエディションとして販売。2020年に発表した100%リサイクルガラスコレクションは大人気となった。今回の追加アイテムにも長く愛されてきた7つのデザインがラインナップに加わる。
イッタラは2030年までに全事業から出る廃棄物をリサイクルまたは再利用することとし、一切の廃棄物を埋立地に送らないことを目標に掲げているほか、将来的には工場から出るほとんどの廃棄ガラスを新しいガラス製品の製造に利用することを計画している。
厳選した過去のデザインを100%リサイクルガラスコレクションに採用
1968年にオイバ・トイッカがデザインしたフルッタからタンブラー、2019年と2020年にジャスパー・モリソンがデザインしたラーミからボウルとカラフェ、1972年にオイバ・トイッカがデザインしたバード バイ トイッカからバード シエッポ、1936年にアルヴァ・アアルトがデザインしたアルヴァ・アアルト コレクション ベースから120mm、また1964年にオイバ・トイッカがデザインしたカステヘルミシリーズからはユニバーサルグラスとボウルの2アイテムが加わる。
100%リサイクルガラスで作られたアイテムは、新しい原料で作られたアイテムと同等の耐久性、透明性、高品質を誇る。またリサイクルガラスの性質上、ガラスの内側に見える小さな気泡や視覚的変化が作品にユニークな印象を与えている。コレクションのカラーは生産に使用される廃棄ガラスの色によってクールなブルーから落ち着いたグリーン、素朴な色合いまで様々なバリエーションがある。
フィスカース/Fiskars
フィンランドの小さな村の製鉄所として1649年に設立され、まもなく370年を迎える歴史を誇るブランド。現在は、Fiskars、Wedgwood、Iittala、Gerberなど、世界的に有名なブランドを抱える大手消費財グループ企業。住空間も“クオリティー・オブ・ライフ(生活の質)”の大切な要素と考えるフィンランド発の企業らしく、フィスカースグループの使命は、家、庭、屋外での人々の生活を豊かにすること。スローガンの“Making the everyday extraordinary(毎日をこの上ない特別な日にする)”は世界中の社員に共有されている。フィスカースジャパンはこのスローガンを実感できるような生活を日本の消費者に提供することを目指して、2017年に発足した。