BnA Alter Museumがアーティスト・イン・レジデンス事業の成果展示「AIR2 SCG」を開催
アートホテル BnA Alter Museumでは2021年8月から9月にかけて行われた2回目のアーティスト・イン・レジデンス事業に参加した5組のアーティストたちが滞在制作を行った作品を展示する「AIR2 SCG」を2021年10月9日(土)から2022年2月13日(日)まで開催する。
アーティスト紹介
GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE/ギロチンドックスギロチンディ
2021年多摩美術大学日本画専攻卒業。「獸」を主なプロジェクトとして活動。主な展覧会に「Young Artist Exhibition 2021」(EUKARYOTE,東京,2021)、「獸」(第0章/交叉時点) (BUoY,東京,2021)。
Nukem/ヌケメ
2008年、詩人・辺口芳典と初コラボを行った卒業制作をきっかけにブランド・Nukemeをスタート。代表作に辺口芳典による散文が大きく刺繍された「ヌケメ帽」や、文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に選出された「グリッチ刺繍」シリーズなど。2018年には写真家・HIROMIXとの合同展「KAWAII未来」を高円寺で開催し、銀鏡彫刻のアート作品「Awful Images」を発表した。
Marina Lisa Komiya/小宮りさ麻吏奈
「人類における新しい生殖の可能性」を自身の身体を起点とした複数のメディアを通して模索している。主な展覧会に「Try the Video-Drawing」(TAV GALLERY,2021) 、「campfiring」(共同企画, 都内某所野外,2020) 、「ノアの方舟/Noah’s ark」(企画,“NRR:New Reproduction Researchers” 名義,on website,2020)など。主なプロジェクトに交換日記をベースとしたプラットフォーム「FAQ?」(共同企画,2021-) 、再建築不可の土地に「家のない庭」を作るプロジェクト「繁殖する庭」(共同企画,2018-) など。
Asako Fujikura/藤倉麻子
2018年 東京藝術大学大学院メディア映像専攻修了。人工的なテクスチャと触覚性に注目したイメージを強調することによって、現代都市における時間と土地の連続から解放され得る景色を蓄積する。主な個展に「Paradise for Free」(Calm&Punk Gallery, 東京, 2021)、グループ展に「多層世界の中のもうひとつのミュージアム̶―ハイパーICCへようこそ」(NTTコミュニケーションセンター[ICC], 東京, 2021)、「Back Tokyo Forth」(東京国際クルーズターミナル, 東京, 2021)、「土字旁人字邊 Close to Nature, Next to Humanity」(台東美術館, 台湾, 2020)などがある。
Ryotaro Fuyuki/冬木遼太郎
2010年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了後、京都と大阪を拠点に活動している。
主な個展に「Ryotaro Fuyuki solo exhibition」(サイギャラリー, 大阪, 2016)、「内的相互」(ギャラリー崇仁, 京都, 2019)。主なグループ展に「Winter 2017 Residency Exhibition」(NARS Foundation, ニューヨーク, 2018)、「どこでもゲンビ2018」(広島市現代美術館, 2018) 。
BnA Alter Museum
BnA Alter Museumは気鋭のアーティストが制作する泊まれる空間型アート作品31部屋に加え、計31メートルの縦型ギャラリースペースや、ミュージアムショップ、バー&ラウンジ等が併設される新しい形のアートスペース。パブリックスペースを展示やイベントに開放するなど、国境を超えたアーティスト、アートファンのコミュニティーが集う場となることを目指す。
「AIR2 SCG」概要
会期 | 2021年10月9日(土)から2022年2月13日(日) |
会場 | BnA Alter Museum SCG(京都府京都市下京区天満町267-1) |
開館時間 | 11:00-20:00 |
参加作家 | GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE, Nukeme, 小宮りさ麻吏奈, 藤倉麻子, 冬木遼太郎 |
入場料 | 500円(宿泊代金にはチケット代金が含まれる) ※AIR2 SCG入場料の20%は参加アーティストの5組に還元される |