Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

『CUT』などブックデザインを手掛けたアートディレクター・中島英樹の一周忌を追悼する

銀座 蔦屋書店は、アートディレクター・中島英樹の一周忌を追悼する「中島英樹とデザイン」フェアを2023年2月3日（金）から2月28日（火）まで開催する。中島がデザインを手掛けた書籍の展示販売、本フェアのために制作されたオリジナルグッズの受注販売を店頭とオンラインにて行う。卓越したアイデアが光る数々のブックデザインや作品を手掛け、昨年惜しまれつつ逝去されたアートディレクター・中島英樹。雑誌『Cut』、坂本龍一の書籍やCDジャケットやShu Uemuraパッケージなど、その活動は多岐に渡る。

※イメージ画像

概要

2017年に銀座 蔦屋書店オープニング記念として1,000部限定で販売された「篠山紀信『KABUKI by KISHIN』」のブックデザインを手掛けており、銀座 蔦屋書店と深い縁のあるデザイナー。その後も、中島の人生30年の集大成と言えるベスト盤作品集『HIDEKI NAKAJIMA : MADE in JAPAN』やポスターを紹介。逝去から1年の節目に、その死を偲びこれまで発表してきたデザインを紐解く「中島英樹とデザイン」フェアを開催する。中島が手掛けた素晴らしいブックデザインの数々を展示販売、今回のフェアの為に特別に制作されたオリジナルグッズの期間限定受注販売や中島が所蔵していた貴重な蔵書も合わせて紹介。本フェアを通して中島英樹のデザインに触れ、思いを馳せる時間を過ごすことが出来る。

オリジナルグッズ

B1ポスター「SEVEN EXHIBITION」

2005年4月に香港で行われた「SEVEN EXHIBITION」の為に制作したポスター。2006年に東京TDCグランプリを受賞し、中島英樹の代表作でもある「SEVEN EXHIBITION」（B0サイズ3種構成）から1点を選び、新たにB1サイズでプリント。

• サイズ｜B1
• 額装サイズ｜H767 × W1069mm
• 製法｜インクジェットプリント
• 価格｜￥79,200（税込）

B3ミニポスター「IDEA No.295 Re-Cycling」3種

雑誌『アイデア No.295』での表紙で知られるアートワークを含む3種のデザインがプリントされたポスター。

• サイズ｜B3
• 額装サイズ｜H519 × W368mm
• 製法｜インクジェットプリント
• 価格｜￥24,200（税込）

ポストカード（3種）

今回のフェアに際し制作された、中島英樹のアートワークがプリントされたポストカード。

• サイズ｜H140 × W140mm
• 価格｜各￥220（税込）

取り扱い書籍について

オリジナルグッズと併せて、関連書籍の展示販売を行う。『KABUKI BY KISHIN』をはじめとする中島英樹がブックデザインを手掛けた作品集、作品の掲載誌、中島が所蔵していたヴィンテージ書籍などが並ぶ。

『KABUKI BY KISHIN』 / 篠山紀信・作

世界の巨匠・篠山紀信が40年以上に渡り撮り続けた、選りすぐりの傑作歌舞伎写真を総編集した大型写真集。銀座 蔦屋書店のオープニング記念として刊行され、1000部限定で販売された。第52回造本装幀コンクールにて日本書籍出版協会理事長賞 芸術部門を受賞。

• 価格｜¥50,600（税込）
• 発売日｜2017年7月7日
• サイズ・製品仕様｜ハードカバー / A3 / 30.5cm × 40cm / 6kg / 箱入り / オールカラー / 408p

中島英樹 / Hideki Nakajima

アートディレクター / グラフィックデザイナー。1961年埼玉県生まれ。清水正己デザイン事務所、ロッキング・オンを経て、1995年中島デザイン設立。主な仕事に、雑誌『Cut』、坂本龍一の書籍やCDジャケット、Shu Uemuraパッケージ、講談社現代新書シリーズ、吉本ばななの書籍、ファッションブランドの広告等ジャンルを問わず幅広い分野で数多くのアートディレクション及びデザインを手がける。主な受賞に、東京ADC賞（1999）、東京ADC原弘賞2回（2007、2012）、ニューヨークADC金賞５回、銀賞７回（1996-2001）、東京TDCグランプリ（2006）、ニューヨークTDCグランプリ（2006）他多数。MoMA、パリ装飾美術館、チューリッヒ美術館、ポンピドーセンター他様々な国の美術館に多くの作品がパーマネントコレクションされている。