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しなやかで力強いストロークで動の美しさを表現した約8点の新作を発表

アート・コミュニケーションプラットフォームArtStickerが運営するコマーシャルギャラリーGALLERY ROOM・Aでは2023年2月18日(土)から3月19日(日)まで、気鋭アーティスト 水戸部春菜による個展「Vague Show」を開催する。"状態の記録"を目的として制作を行なっており、一つの客体に対し多媒体(視点)からドローイングを行い、本質に近い視覚的要素を選択し平面へと再構成する。

水戸部春菜による個展「Vague Show」キービジュアル

形態ではなく状態を描くことでリアリティに近づく事と同時に、技術の発展(写真や映像などの誕生)以降の平面作品への存在意義を模索し、より絵画的表見方法を求めている。作家にとってGALLERY ROOM・Aでの初個展となる本展では、しなやかで力強いストロークで動の美しさを表現した約8点の新作を発表する。

水戸部春菜 参考画像

水戸部春菜 参考画像

展覧会ステートメント

確実な要素と、不確実な要素の、共存はありえるのでしょうか。
双方はとても好ましいです。
合わさると濁ってしまうのかな。
考えています。

水戸部春菜

水戸部春菜

水戸部春菜 参考画像

水戸部春菜 参考画像

1995年神奈川県生まれ。2018年東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックデザイン学科卒業。2020年に第23回岡本太郎現代芸術賞（神奈川県）入選、2021年に群馬青年ビエンナーレ2021（群馬県）ガトーフェスタハラダ賞を受賞し、注目を浴びる。これまでにも多数の個展やグループ展を開催。

GALLERY ROOM・A

年齢やジャンルにとらわれず国内外で活躍する様々なアーティストを紹介し、Artistの発表の場(ROOM)を創出しているコマーシャルギャラリー。アートプラットフォーム「ArtSticker」とインディペンデントキュレーターの⻘木彬との共同運営で、定期的に企画展を展開。ギャラリーでの個展や作品販売だけではなく、ホテル客室での展示企画や地域性を活かしたワークショップ、宿泊プログラム、トークイベントなどを通じて、“アート”を多様な解釈の中で経験するための場所としていく。