ブログ・Twitterフォロワー15万人の人気を誇る「昭和スポット巡り」の書籍化第2弾
303BOOKSより「昭和喫茶」104軒を写真と文章で紹介する『昭和喫茶に魅せられて、819軒』が、2023年3月14日に発売する。大人気ブログ「昭和スポット巡り」の平山雄が今までに訪ねた昭和喫茶の数は記録を付け始めた2012年からだけでも819ヶ所。その中から厳選した104軒を、写真と文章で紹介し、今はなき幻の名店も多数掲載。巻末には「全国昭和喫茶探訪[819軒]全リスト」も掲載。
47都道府県104のお店から情緒の記録
昭和中期から後期にかけての庶民的な建物などは、まったくと言っていいほど保存の対象になっていません。このままの状況では、50年後、100年後には、跡形もなく消え去っているでしょう。なので、この時代に作られた建築物を写真に収めるのは、少なからず意義のあることだと思っています。
[おわりに]より

溢れ出る見どころ
螺旋階段、吹き抜け、シャンデリア、ステンドグラス、二段天井、アクリルドア、ドアハンドル、ガラスブロック、モザイクタイル、剥げ石、大理石調テーブル、ラウンジチェア、ツヤツヤのチェア、アーチ窓、天然木カウンター、型板ガラス、化粧板、漆喰壁、壁紙、デコラ張り、金物パーティション、鉢置きパーテーション、ペンダントライト、ブラケットライト、レースのカーテン、アコーディオンカーテン、金華山生地、給湯器、ピンク電話、レジスター、業務用ミル、パフェグラス、銀皿、ロウ細工サンプル、凸凹レンガ、装飾テント、ツタ、面格子、レリーフ看板、店名ロゴなど。
著者紹介
平山雄(ひらやまゆう)
1968年東京生まれ。ブログ「昭和スポット巡り」で、2012年から、ジャンルを問わず昭和が体感できるスポットをレポートしている。訪れて記録したスポットは2200カ所以上。特に思い入れのある昭和喫茶は、47都道府県で軽く1000軒以上を探訪(2012年6月から2022年11月の記録では819軒)。住まいも古い一軒家を買い取り、完全に昭和の家庭を再現して暮らしている。2019年刊の著書『昭和遺産へ、巡礼1703景』(303BOOKS)が各所で好評を得る。
企画・プロデュース・編集
石黒謙吾(いしぐろけんご)
著述家・編集者。1961年、金沢市生まれ。著書には、映画化された『盲導犬クイールの一生』、『分類脳で地アタマが良くなる』、『図解でユカイ』、『2択思考』『エア新書』『ダジャレ ヌーヴォー』など幅広いジャンルで多数。プロデュース・編集した書籍も、『昭和遺産へ、巡礼1703景』(平山雄)、『昭和レコード超画文報1000枚』(チャッピー加藤)、『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(神田桂一、菊池良)、『ジワジワ来る○○』(片岡K)、『負け美女』(犬山紙子)など270冊以上。
『昭和喫茶に魅せられて、819軒』書籍情報
発行元 | 303BOOKS |
定価 | 1650円 |
サイズ | 148mm × 210mm |
ページ数 | 160ページ |
発売日 | 2023年3月14日 |