独自の開発とデザインによる素材から完成まで“顔の⾒える家具”
ワイス・ワイスは、WISE・WISE tools 東京ミッドタウン店にて、独自の開発とデザインによるサステナブルファニチャーの販売を開始する。同社の家具は伐採地の⾃然環境や地域社会に配慮した日本の⽊材=フェアウッドを100%使⽤した、まさに素材から完成まで⽣産者や⽣産地が明らかな“顔の⾒える家具”。持続可能な未来を⾒据え、国内各地の地域材を使い、⽇本の優れた職⼈たちによる顔が見える”ALL MADE IN JAPAN”の家具をテーマごとの切り口で展開する。
家具⽤材の⽣産地である⽇本の⼭へ⾜を運び、地域の⼈たち、森を育てる⼈たち、職⼈たちと共に、現場で丁寧に「⾃然と⼈」「⼈と⼈」との関係を築く家具づくりにこだわってきたワイス・ワイス。その⼤切な繋がりは、約10年間で47都道府県100箇所以上のネットワークとなった。本店舗では、その商品の特徴やストーリー、また店舗・レストラン・ホテル・オフィス等といった、企業や地域との取り組みを紹介する。
商品紹介
KURIKOMAに使われる杉は、⽇本でも数⼈しかいない、丸太を⾺で搬出する伝統的な⼯法も併⽤し、⽯油燃料を抑え、より⾃然に優しい林業を⾏っている。椅⼦材には不向きと⾔われる柔らかい杉の木だが、その板材を三層構造にし、繊維が直⾏するように組む⼯法により、⾮常に頑丈な造りとなっている。杉が持つ⾵合いを活かした優しい肌触りと座り⼼地でほっとするぬくもりが特徴だ。
極限まで装飾を排除したシンプルなデザインだからこそ、職⼈の⾼度な技術を要するAKI。部材結合部を感じず、まるでひと続きの⽊である ように⾒えるのは、「さすり仕上げ」という技によるもの。座⾯のみを取り外し、布地を張り替えられる⻑期使⽤を考えた設計だ。無垢材のあたたかな存在感と凛とした佇まいは、ファミリーダイニングから⾼級レストランまで空間を選ばず調和する。また素材の産地である⽇本の森は、⽊を適切に整備し「伐る→使う→育てる」を循環させ、暗い森に光を⼊れ、健康な状態にする必要があることも考慮されている。