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街とともにアートを歩く

3年に一度、岡山市の中心部で開催される国際現代美術展「岡山芸術交流2025」が、9月26日から11月24日まで市内各所で開催中である。会期残り僅かにして、延べ来場者数35万人を突破した。本展は「The Parks of Aomame 青豆の公園」をテーマに、アーティスティック・ディレクターにアーティストのフィリップ・パレーノを迎えた。今回は初の試みとして鑑賞料を無料とし、街を歩きながら最先端の現代アートに触れることができる都市型国際展として注目を集めている。

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子ども向けリーフレット「青豆の公園たんけん迷路」

11月16日には35万人目の来場者を迎えた。記念すべき来場者となったのは岡山市在住の横井希海さんとその家族で、実行委員会より公式グッズが贈呈された。横井さんは「子ども向けのリーフレットをきっかけに訪れた。記念品もいただけて嬉しい」とコメントしている。これまでの最多来場者数は2019年開催時の約31万人で、今回その記録を更新。市民や観光客が日常の中でアートに出会える場として、年々存在感を高めている。

最終日となる11月24日にはクロージングイベントとして、ラウンドテーブル「国際展と芸術祭の課題と可能性」を蔭凉寺にて開催予定。出演者には批評家の浅田彰、編集者の小崎哲哉、総合ディレクターの那須太郎、パブリックプログラム・ディレクターの木ノ下智恵子が名を連ね、現代思想と芸術表現の交差点から国際展の未来を語る。

岡山芸術交流は従来の芸術祭とは異なる都市型の国際展として位置づけられ、ジャンルや肩書にとらわれず、すべての参加者を“ゲスト”と呼ぶ独自のスタンスを貫いている。環境課題、戦争、分断が深まる今日、アートに何ができるのか。最終盤を迎えた岡山芸術交流2025は、街とともに考える場を提示している。

「岡山芸術交流2025」開催概要

会期2025年9月26日(金)から11月24日(月・休)まで
時間9:00〜17:00
会場旧内山下小学校、岡山県天神山文化プラザ、表町商店街、岡山市内各所
URLhttps://tinyurl.com/2zkvrryn