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清雅な空間の中で楽しむ気品に満ちた工芸品や絵画

美術館で、過ごす時間 2025 前期 春の日本画名品展/「現代工藝展」1975-1995の軌跡 第一部が、資生堂アートハウスで2025年3月6日（木）から6月7日（土）まで開催される。「美術館で、過ごす時間」は2020年から始まった資生堂アートハウスの館蔵品展。その都度設けられたテーマに合わせ、日本画や油彩画などの絵画や様々な分野の伝統工芸やヴィンテージ香水瓶などの展示が楽しめる。今年は会期を前期と後期に分け、伝統工芸、日本画、油彩画の展覧会となっている。

横山大観 「鵙鸐（くよく）」 1947年

奥村土牛 「黒牡丹」 1978年

2025年は資生堂が主催した工芸美術のグループ展、「現代工藝展」（1975－1995）が始まって50年、終了して30年の記念の年にあたることから、この展覧会の軌跡を辿る。前期展では1975年から1984年、後期展では1985年から1995年にかけて発表された作品の中から秀作を選りすぐり、前期、後期あわせておよそ120点が展示される。後期は2025年9月4日（木）から11月29日（土）の予定で開催予定。

加守田章二 「壺」 1978年

田口善國 「蒔絵切貝水指 隅田川」 1980年