作品をイメージした香水やミュシャの世界観を表現した雑貨アイテム等を展開
マッシュスタイルラボは、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家であるアルフォンス・ミュシャの芸術的財産や知的財産などの管理を担うミュシャ財団との世界初の財団公認ブランド発足にむけて、パートナーシップ契約を締結。マッシュスタイルラボによる新ブランドとして、2023年9月のルミネ有楽町店ルミネ1・1Fへのオープンを皮切りに今秋ローンチする。
「ミュシャ」ブランドコンセプト
ー 蘇る情景を身に纏う。 ー
ふと、すれ違いざまに感じた香水の薫りで昔の恋人がよみがえる。帰り道に漂う金木犀の匂いで幼いころの情景が思い浮かぶ。こうした特定の香りやデザインによって記憶や情景が呼び起こされる「プルースト現象」のように、感覚による記憶は一層豊かになり、印象的なものになる。ミュシャによる作品の数々からインスパイアされた、忘れられない記憶や瞬間を呼び覚ます特別なものを通して、大切に心へ留めておきたい時間や時代を愛おしむひとときを届ける。
ブランドアイテム
香りアイテムは、ミュシャの各作品に込められた情景や感情などをはじめとするビハインドストーリーまで細やかに表現するため、香水の都として名高いフランスのパフューマーと日本が誇るパフューマーが調香を担当。ボトルやパッケージデザインには、ミュシャの原画アートを採用する。また、ミュシャの世界観やルーツにインスパイアされた、バッグやハンカチなどの雑貨類も幅広くラインアップ。フランス発祥の伝統織物の採用や日本の特許技術である製法を用いるなど、ヨーロッパと日本の一流職人の技を結集し、素材からデザインまで緻密にこだわり抜き、ディテールまで繊細に表現。自分へのご褒美や大切な人へのギフトとしても選べるアイテムが豊富に取り揃う。
ルミネ有楽町ルミネ1・1Fに今秋9月オープン予定
関東の1店舗目として、9月にルミネ有楽町店ルミネ1の1F、10月下旬にはミュシャの生誕地であるチェコ共和国の首都・プラハと姉妹都市の京都・四条河原町エリアにオープン予定。店内に展示されたミュシャの作品を鑑賞しながら、まるで美術館を巡るように自分だけの香りを体験し、お気に入りの雑貨と出会える空間を目指す。
アルフォンス・マリア・ミュシャ(1860-1939)
現在のチェコ、モラヴィア地方イヴァンチッツェに生まれ、「アール・ヌーヴォー」時代のスタイルを決定づけたチェコの芸術家。パリに在住していた彼は、世界的な女優サラ・ベルナールを劇中劇「ジスモンダ」で描いたポスターで一夜にしてセンセーションを巻き起こす。優雅な曲線、自然のモチーフ、優美な女性を特徴とする新しいスタイルで、彼の広告ポスターや装飾パネルはパリの街や家々を席巻。1900年には世界で最も有名な芸術家の一人となり晩年は、祖国のためにその芸術的才能を発揮した。彼の作品は現在も世界中のアーティストにインスピレーションを与え続け、ロックンロールのポスター、漫画、そしてスーパーヒーローの映画やビデオゲームなど、彼の視覚言語は今日も世界の見え方に影響を与えている。
マッシュスタイルラボ
「私たちの発想を形にし、人々に幸せを届ける。」という企業理念のもと、ファッション、ビューティー、フード、デザイン、不動産など多岐にわたる事業を展開しているマッシュグループのファッション事業を担う。1998年にグラフィックデザイン会社として設立し、2005年にファッション事業へ参入。ファッションブランド「SNIDEL」をはじめルームウェアブランド「gelato pique」など全20ブランドを、国内のみならず、アジアを中心にアメリカなど世界へ事業を展開している。みんなが同じ服を着なくていい。誰かのためではなく、⾃分のために、⾃分が笑顔になれるものを着ればいい。そんな想いで、明確なコンセプトのもと、個性の違うブランドが次々に⽣まれている。
ミュシャ財団
ミュシャ財団は、画家アルフォンス・ミュシャの孫かつ財団の代表であるジョン・ミュシャと、その娘婿であるジェラルディン・トムセン・ミュシャによって1992年に設立。ミュシャ財団は世界最大かつ最も包括的なミュシャ作品コレクションであるミュシャ・ファミリーコレクションを保護・保存し、アルフォンス・ミュシャの芸術的遺産を広めることを目的としている。長年にわたって、ミュシャ財団は世界中で50以上の展覧会を開催し、650万人以上の来場者がアルフォンス・ミュシャの作品だけでなく、チェコ文化にも親しんできた。ミュシャ財団はアルフォンス・ミュシャの生涯と作品に関する権威として国際的に認知されている。