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東京で制作した50点の新作

Stephen ESPO Powers(スティーブン・エスポ・パワーズ)の個展「SELF FULFILLING PROPHET SEES」がGALLERY TARGETで2024年2月29日(木) から3月23日(土)まで開催される。パワーズはアメリカ出身のグラフィティアーティスト。1999年以降24年間にわたり東京に来訪、街で見かけるグラフィックやキャラクターに触発され作品に採り入れてきた。2023年には東京で生活を開始し作品を制作。本展は生活を東京に移してから初の個展となる。

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パワーズはできる限り電車と自転車に乗り、東京のジャンクショップを訪れ、街にある美しいがらくた等を見て制作の糧とし、作品に漢字やカタカナ等、彼の作品の中で最も重要な要素である文字を絵画に滑り込ませはじめたという。

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Stephen ESPO Powers(スティーブン・エスポ・パワーズ)

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1968年フィラデルフィア生まれ。1994年にニューヨークに移りヒップホップマガジン『Go Magazine』の編集長とグラフィティアーティストとして活動。1998年にスタジオを作り以後、グラフィティライターとしての活動を辞めアーティストとして活動を始める。

その活動はペインティング以外にもパブリックアート、看板制作、グラフィック提供と幅広く、The Institute of Contemporary Art in Philadelphia、49thベネチア・ビエンナーレ、リバプール・ビエンナーレ、ダイチ・プロジェクト(NY)などで展覧会を開催。2005年にアーティスト仲間とThe Dreamland Artists Clubを結成、コニーアイランドにある遊園地の外観をリメイクし新しい観光地をつくった。2007年には初の美術館での個展をペンシルベニア美術アカデミーで開催、同年Fulbright scholarshipを受けダブリンに現地の子供達と共にミューラルを制作。2009年以降、自治体からスポンサーを得て「A Love Letter for You」プロジェクトをスタートし貧困地区のフィラデルフィア西側に希望をもたらす為に50ものミューラルを描き、そのプロジェクトはニューヨーク、その他の街へと広がった。街にミューラルでラブレターを描くPowersの作品は日本にも「NOW IS FOREVER」という壁が以前原宿にも存在していた(現在は取り壊されている)。主な美術館での展覧会にジェフリー・ダイチがキュレーションしたロサンゼルス現代美術館での「Art In The Street」、シンシナティ現代美術センター、イエルパ・ブエナ芸術センター、オレンジ郡美術館、ブルックリン美術館、サンフランシスコ現代美術館などがあり作品はフィラデルフィア美術館にも所蔵されている。パワーズの作品は街やギャラリー、美術館以外でもRVCA、ユニクロ、リーバイスとのコラボレーションなどにも使われている。

Stephen ESPO Powers個展「SELF FULFILLING PROPHET SEES」開催概要

会期2024年2月29日(木)~3月23日(土)
時間12:00~19:00
会場GALLERY TARGET
URLhttps://www.gallery-target.com/