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スポーツが持つ枠組みを超えたり曖昧にしたりする視点

四人展「SPORTS」が2026年2月24日から3月1日まで、東京・代々木公園のWonder YoYogi Parkで開催される。本展は、画塾時代から時間をともにしてきた吉田蓮太、新田達夢、中村泰大、後藤蓮誠の4人によるグループ展である。同じ空間で学び、語り、ふざけ合いながら制作を続ける中で、彼らは一貫して「正面から描かない」態度を共有してきた。本展のテーマである「スポーツ」も、競技の勝敗や記録を讃えるものではない。卓球、サッカー、野球、バスケットボールなど、それぞれ異なる競技と関わってきた作家たちは、ルールや道具、身体の使い方、スター選手やマスコット、さらにはインターネット上で消費されるイメージなど、スポーツを取り巻く構造へと視線を向ける。adf-web-magazine-sport

ルールの内側で遊ぶこと。勝ち負けの外側にある違和感をすくい上げること。どこか笑えて、少しズレた視点を保つこと。絵画、立体、グラフィック、インスタレーションといった異なる表現が並ぶ会場では、スポーツという巨大な文化装置が解体され、組み替えられ、別の輪郭をもって立ち上がる。4人それぞれの視点が交差することで、ひとつに定まらないスポーツ像を提示する。

本展では、競技のプレーそのものではなく、スポーツを取り巻く「周辺」に焦点を当てた作品群が展開される。道具やフォーム、記号としてのロゴやスター性、インターネット上でのミーム化など、スポーツが文化として消費・共有されていく構造を、4人それぞれの視点から読み替える。ペインティング、立体、グラフィック、インスタレーションといった多様な表現が同一空間に配置されることで、作品同士のあいだにズレや共振が生まれ、展示全体としてひとつに定まらないスポーツ像が立ち上がる。
作品単体の集合ではなく、空間全体をひとつの「チーム」として捉えた展示設計も特徴である。DMビジュアルから会場構成に至るまで4人の感覚が共有され、個々の表現がゆるやかに連動することで、グループ展ならではの一体感と緊張感を生み出す。Wonder YoYogi Parkは、展示と日常、アートと食、カルチャーが交差する場として、新規性や実験性の高い試みを継続的に紹介している。本展「SPORTS」もまた、作品鑑賞にとどまらず、空間全体を体験する展示として構成される。

出展作家

吉田蓮太 / 新田達夢 / 中村泰大 / 後藤蓮誠

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Wonder YoYogi Park Instagram

「SPORTS」開催概要

時間2026年2月24日から3月1日まで
時間平日17:00–23:00/土曜日11:30–23:00/日曜日11:30–18:00
会場Wonder YoYogi Park
URLhttps://tinyurl.com/v2ken2fe