Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2023」サテライトイベント「KG+ 2023」に初参加

ビームスが2022年12月にローンチしたアート & カルチャーを推進するプロジェクト「BEAMS CULTUART(ビームス カルチャート)」は、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2023」のサテライトイベント「KG + 2023」に初参加する。今回は写真作家Ryu Ikaの個展「Ryu Ika 環形廃墟:母体(The Circlar Ruins: MOM LAND)」を京都 新風館 SPOTにて、2023年4月14日(金)から4月17日(月)までと5月10日(水)から5月14日(日)までの計9日間の期間で開催する。adf-web-magazine-beams-cultuart-1

「BEAMS CULTUART」は、これから活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的とする「KG +」に共感し、強いコントラストや過剰なノイズで演出した写真のインスタレーションが特徴の目覚ましい活躍をみせる若手写真作家のRyu Ikaにスポットを当てた。地域の人々から旅行者まであらゆる人々が集まる新風館 SPOTを表現の場に選び、Ryu Ikaの世界観が体感できるインスタレーション形式で発表する。adf-web-magazine-beams-cultuart-4

本展では、Ryu Ikaが継続的に取り組んでいるテーマ「母体(botai)」の新作を発表。コロナのため内モンゴルへの帰省を断念せざるをえなくなったRyu Ikaは、インターネットで故郷の映像やイメージを検索し、その想いを募らせていた。今年に入り念願の帰省を果たすものの、日本で思い描いていた故郷と現実とが全く異なることに大きなショックを受けたと言う。ここで展示される写真群は内モンゴルへの旅を撮影したのち、デジタル加工を繰り返し無数のレイヤーを重ねて構築した、Ryu Ikaが求める想像的な世界そのもの。彼女にとっては現実よりもリアルに、力強く立ち上がる物語のひとつでもある。

Ryu Ika(リュウ イカ)

写真作家。内モンゴル自治区(中国)生まれ。武蔵野美術大学卒業。在学期間中にパリ国立高等美術学校へ交換留学。第21回写真「1_WALL」グランプリ。2021年赤々舎から作品集『The Second Seeing 』、Newfaveより『Mémos』を刊行。個展・グループ展・自費出版多数。adf-web-magazine-beams-cultuart-2

KG+

「KG +」は「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」のサテライトイベントとして、これからの活躍が期待されるアーティストやキュレーターの発掘と支援を目的に、2013年よりスタートした写真祭。日本最大級の国際写真祭として、国内外のアーティスト、キュレーター、ギャラリストなどに出会いの場と国際的な情報発信の機会を提供する。

BEAMS CULTUART

BEAMS CULTUARTは、ビームスが展開する「BEAMS T」や「TOKYO CULTUART by BEAMS」、「MANGART BEAMS」といった、アート関連のレーベルや、カルチャー発信の取り組みなどを束ね、グローバルに推進する新プロジェクト。adf-web-magazine-beams-cultuart-3

Ryu Ika 「環形廃墟:母体」開催概要

前期2023年4月14日(金)から4月17日(月)まで
後期 2023年5月10日(水)から5月14日(日)まで
時間11:00~20:00
開催新風館 SPOT