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東京都指定有形文化財で建築と月アートのコラボレーションを

ホテル雅叙園東京で2024年10月5日(土)から12月1日(日)まで開催される展覧会「月百姿×百段階段〜五感で愉しむ月めぐり〜」に、伊藤咲穂が出展する。本展は、幕末から明治にかけて活躍し「最後の浮世絵師」とも評された月岡芳年が月にちなんだ様々なモチーフを描いたシリーズ「月百姿(つきのひゃくし)」より20点、および現代のアーティストによる月をモチーフにした作品を併せて展示する試み。会場は東京都指定有形文化財「百段階段」の歴史ある7つの部屋で、伊藤の作品は「星光の間」に展示される。

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浮世絵に描かれた月が目の前に現れたかのような空間や、建築と月アートとのコラボレーションなど、月にまつわる百花繚乱の没入感あふれる世界を体験できる。

伊藤 咲穂(Sakuho Ito)

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 1989年島根県生まれ。2014年武蔵野美術大学卒業後、アート活動を開始。独自の漉き方で作る和紙や、金属、土、顔料などを用い、幼少期に体験した彼女にとっての真理の世界観である、凪の心から生まれる静けさや移ろい、⺠族の営みから見える根源的な精神性を探りながら、抽象表現主義の系譜と捉え表現を続ける。2023年には「土に寄り添い、土地と人々を結ぶ」をテーマに出雲大社へ大作を奉納。滞在制作中にはその土地の人々と触れ合い、土地の生命を礼拝する作品が完成した。2024年には東京・港区に新規開業したラグジュアリーホテルにパブリックアートとしてコレクションされるなど活動の幅を広げている。

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出雲大社への奉納作品「命の礼拝」

「月百姿×百段階段〜五感で愉しむ月めぐり〜」開催概要

会期2024年10月5日(土)~12月1日(日)
時間11:00~18:00(最終入場17:30)
会場ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
チケットhttps://tinyurl.com/42pm8b2z
URLhttps://tinyurl.com/yw8z3ke4