明治の超絶技巧から創造性あふれる現代工芸まで
京都国立近代美術館では、「モダンクラフトクロニクル―京都国立近代美術館コレクションより―」が2021年7月9日(金)からスタートした。本展では、明治の超絶技巧から創造性あふれる現代工芸まで、京都国立近代美術館の収蔵品を通じて近現代工芸の大きな流れを体感することができる総数306点にもおよぶ作品を一堂に紹介する。
1963年に開館した京都国立近代美術館は活動の柱の一つに工芸を置いており、国内有数の工芸コレクションを形成してきた。加えて、当館は「現代国際陶芸展」、「現代の陶芸―アメリカ・カナダ・メキシコと日本」、「今日の造形〈織〉-ヨーロッパと日本―」、「現代ガラスの美―ヨーロッパと日本―」など、日本との比較の中で海外の工芸表現を紹介し、日本の美術・工芸界に大きな刺激を与えてきた。本展では、当館の工芸コレクションを用いて、これまでの当館の展覧会活動の一端を振り返るとともに、近代工芸の展開を紹介する。
「モダンクラフトクロニクル―京都国立近代美術館コレクションより―」概要
会期 | 2021年7月9日(金)~ 8月22日(日) ※会期中に一部展示替えがあり |
前期 | 2021年7月9日(金)~ 8月1日(日) |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(金・土曜日は午後8時まで) ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開館時間は変更となる場合があり |
休館日 | 月曜日、8月10日(火) ※8月9日(月・休)は開館 |
観覧料 | 一般:1,200 円 / 大学生:500 円 |