Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

国際的アーティスト12名による抽象絵画の多層的実践を提示

展覧会「REFLECTIONS : PERFORMANCE」が2026年4月25日から5月24日まで東京・原宿のGallery Commonで開催する。本展はニューヨークを拠点に活動するキュレーター、マットブラックが手がけ、白髪一雄をはじめとする12名のアーティストによる作品を紹介する。アメリカ、ヨーロッパ、南米、アジアなど異なる文化的背景を持つ作家が参加し、現代抽象絵画をめぐる多様な実践を国際的かつ多層的な視点から捉える機会となる。adf-web-magazine-refrections-performance-10

「REFLECTIONS」は、マットブラックが映像、出版、展覧会企画を通じて展開してきたプロジェクトであり、現代美術を広義のカルチャーとして編集・発信するためのプラットフォームである。アート、ファッション、サブカルチャー、シネマを横断する視点を持ち、現代美術をカルチャーとして紹介してきた。本展ではその視点をもとに、抽象絵画を閉じた美術言語ではなく、今日の視覚文化へひらかれたものとして位置づける。本展は白髪一雄と現代アーティストとのあいだに生まれる共鳴に焦点を当てる。白髪は、絵画を単なるイメージではなく身体の行為として再定義し、ロープに身体を預け足で絵具を広げる手法によって、絵画を身体と物質の出会いの中で生まれる出来事として提示した。

参加アーティストたちもまた、絵画を固定されたイメージではなく行為とプロセスの場として探求する。身体的なジェスチャーや即興的な筆致による制作に加え、削り取りや重層化、燃焼などの物質的介入を通じた表現、都市の記憶やストリートカルチャー、自然や神話的イメージなど、多様な文化的文脈から抽象表現へ接近する実践が見られる。こうした差異は、現代の抽象絵画が単一の様式ではなく、異なる文化や経験、身体性の交差の中で更新され続けていることを示している。展覧会タイトル「REFLECTIONS : PERFORMANCE」は、身体的行為として生まれる絵画が過去の実践を映し返しながら新たな表現として現れるプロセスを示唆する。白髪一雄の実践を起点に、行為としての絵画が多様な文化的文脈の中でどのように展開し現在へと響くのかを提示する。また、オープニングにあわせて、マットブラックとパブロトメックが来日する。パブロトメックはパリを拠点に活動し、グラフィティを起点とした実践を通じて独自の視覚言語を展開してきたアーティストである。Virgil AblohによるOff-White Pre-Fall 2017コレクションへの参加でも注目を集めた。

参加アーティスト

白髪一雄 / Aaron Garber-Maikovska / Angel Otero / Anke Weyer / Ichi Tashiro / Ida Ekblad / Janaina Tschäpe / Joe Bradley / José Parlá / Marco Pariani / Pablo Tomek / Spencer Lewis /

Gallery Common

2010年に設立されたギャラリー。原宿のストリートカルチャーを背景に、国内外のアーティストやクリエイターが交流する場として機能する。ファッションとアート、サブカルチャーとメインストリームを横断する実践を特徴とし、現代の視覚文化を提示している。

「REFLECTIONS : PERFORMANCE」開催概要

日時2026年4月25日から5月24日まで 12:00〜19:00
会場Gallery Common
URLhttps://tinyurl.com/yzxr94m3