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ライゾマティクスが若手アーティストにオープンな作品アウトプットの機会を提供

次世代を担うクリエイターの育成支援を積極的に行ってきたライゾマティクスは、公募で選出した4名の若手アーティストとともに、パナソニックセンター東京(2021年4月1日から4日)と特設オンラインサイト(4月1日から28日)で展覧会「ENDLESS IMAGINARY」を開催する。

選出されたアーティストは奥山裕大、浪川洪作、細野竜矢、劉宇湖の20〜24歳の4名。本展で、真鍋大度と石橋素によるサーベイやリサーチのフォロー、制作ツールの共有、そしてインスタレーション化の指導を受けつつ、本展のために撮影した演出振付家MIKIKO率いるダンスカンパニー「ELEVENPLAY」のダンサーの映像素材を使用して超大型3画面構成で新作大型プロジェクション作品を制作・発表する機会をライゾマティクスと共有する。

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デジタルクリエイションの最前線では、VRデバイスの普及やプロジェクターのスペックの向上、低廉化に伴いイマーシブなコンテンツの制作や発表ができる環境は多くなってきた一方で、未だ、若手アーティストにとっては大きな空間で大量のプロジェクターを使用したインスタレーションを実現する機会が少ないのが現状。それを踏まえて、世界各地で作品発表をしてきたライゾマティクスは、彼らに対してオープンな作品アウトプットの場を創出した。常に技術と表現の新しい可能性を模索し続け、国際的な舞台で作品発表をし続けるライゾマティクスが、次世代に開かれた創発&創出の環境を本展で提案する。

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アーティストプロフィール

奥山裕大 (オクヤマユウタ)
筑波大学情報メディア創成学類在学。プログラミングを用いた視覚表現の追及をしている。
https://yutaokuyama.dev/

浪川洪作(ナミカワコウサク)
システムから表現、マネジメントからエンジニア、クリエイターまで、プログラミングをバックボーンに分野・職域にとらわれずに、デジタル技術を用いた制作活動・表現と向き合う。システムや技術の特性を活かした表現、また様々な技術を組み合わせた表現に関心がある。
https://github.com/73-ch

細野竜矢(ホソノタツヤ)
2000年小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科情報デザインコース在学。
大学では映像やプログラミングを中心に鑑賞者に与える体験のデザインや、テーマを持って様々なメディアを横断する表現を学んでいる。現在は映像を媒介に様々な表現を展開。無意識化された日常から音などのデジタルなデータを取得し、改めて視覚的な表像に変換することで鑑賞者に日常から逸脱した感覚を与えることを目指す。
http://tatsuyahosono.com

劉宇湖(リュウイホ)
東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻知能システム情報学研究室所属(2021年3月時点)。東京大学工学部機械情報工学科卒業。研究分野はヒューマンコンピュータインタラクション、ヴァーチャルリアリティおよびハプティクス。興味は工学と心理学を組合わせることによる人間の知覚のデザイン。
https://valeroso222.github.io/

「ENDLESS IMAGINARY」展概要

オフライン
会場パナソニックセンター(東京都江東区有明3丁目5番1号)
日時2021年4月1日(木)〜 4日(日) 10:00〜18:00
料金一般 1,000円/25歳以下 500円 ※未就学児無料
※1回につき49名までの入場制限
オンライン
会場https://endlessimaginary.zaiko.io
日時2021年4月1日(木)10:00〜 28日(金) 23:59
料金¥500