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アートバーゼル香港Zero10で話題を呼んだ最新シリーズを日本初公開

アーティスト・草野絵美による個展「Ornament Survival」が、√K Contemporaryで2026年5月16日(土)から6月20日(土)まで開催される。本展では、2026年3月に開催されたアートバーゼル香港 Zero10で発表した新シリーズ《Ornament Survival》が日本初公開される。新作を加えさらに進化した同シリーズや、《Office Ladies》等の代表作も展示される。

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草野は次世代の国際的なデジタルアートシーンにおける先駆者の一人として、独自の位置を築いてきたアーティスト。AIを用いた表現が広く普及する以前から、草野は自身の画像を学習させ、カスタマイズしたAIを用いて作品を創り、M+や金沢21世紀美術館をはじめとした国内外の美術館等で発表してきた。最近では、アートバーゼル香港2026のデジタルアートセクター・ZERO10で初めての立体作品を発表した。

新シリーズ《Ornament Survival》では、内なる苦悩と欲望をこの時代を生きる女性達のロールモデルとしてのエネルギーへと転換し、幼少期の変身願望と重なり合いながら、新たな表現世界を構築するため「サバイブ=創造」している。

出展作品

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《Magical Compact 02: Aqua Halo》(2026) Plastic, AI-Photography printed on acrylic

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《Blue Core Assembly》(2026) Print on acrylic board, 145.6×103cm

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《Model Audience》(2026) Print on acrylic board, 119×84cm

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《Transit Bouquet》(2026) Print on acrylic board, 84 × 59 cm

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《Nursing the Machine》(2026) Print on acrylic board, AP,119×84cm

草野絵美

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マルチディシプリナリー・アーティストであり、世界の生成AIアートシーンを牽引する第一人者の一人。10代で原宿のストリートファッションを記録する写真家としてキャリアを始動し、その初期作品はヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)に展示された。ファッションと写真におけるこれらの原体験は、マスメディアがいかに個人の、そして集団のアイデンティティを形成するかという、彼女の視座の礎となっている。

以来、彼女の実践は先端技術を統合する形で進化を遂げてきた。そこではAIを単なるツールとしてではなく、共創的なパートナーとして位置づけている。このプロセスを通じ、草野はデジタル時代におけるノスタルジア、ポップカルチャー、そして集合的記憶を批評的に探求している。

その作品は、M+(香港)、サーチ・ギャラリー(ロンドン)、グラン・パレ・イマーシブ(パリ)、フランシスコ・カロリヌム美術館(リンツ)、金沢21世紀美術館など、世界20カ国以上の主要機関で展示されている。また、フリーズ・ソウルやUntitled Art Miamiといった主要な国際アートフェアにも参加。特筆すべきは、写真的な感性とAI生成を融合させた代表作シリーズ『Office Ladies』が「Paris Photo」で特集され、世界的な注目を集めたことである。

2023年のGucciとクリスティーズによるオークションや、2024年のクリスティーズとUNHCRによるチャリティ・オークションへの出品がその象徴である。視覚芸術の枠を超え、音楽ユニット「Satellite Young」の主宰・リードシンガーとしても活動。80年代J-POPを現代的なSFのレンズを通して再解釈し、SXSWなどの国際的なイベントに出演している。

2025年には、世界経済フォーラム(ダボス会議)の「ヤング・グローバル・リーダー」に選出された。直近では、サイバーパンク・アニメの金字塔『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』とのコラボレーションによるニューヨークでの初個展『Ego in the Shell』を開催し、高い批評的評価を獲得した。アート・バーゼル香港2026のデジタルアートセクション、Zero10に日本人として唯一出展し大きな反響を呼んだ。

草野絵美個展「Ornament Survival」開催概要

会期2026年5月16日(土)~6月20日(土)
時間13:00~19:00 
会場√K Contemporary
URLhttps://tinyurl.com/yte2sjwj