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アートと経済や企業との結びつきの理解を深める

クリエイティブな意思を届けるウェブメディア「CINRA」の運営や各種ウェブメディアの構築などを手がけるCINRA, Inc.と経済産業省がタッグを組み、「アートと経済の交差点を考えるカンファレンス」がオンラインと東京・虎ノ門のアートギャラリー「SIGNAL」で2024年3月19日(火)に開催される。登壇者にはアーティストとして小林エリカと明和電機、有識者としてアートのスタートアップ、スタートバーン代表取締役の施井泰平、モデレーターに『ARTnews JAPAN』編集長・名古摩耶が登場。事業家、メディア、アーティストなど多様な視点から「アート×経済」についてトークを展開する。

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世界的に不確実性の増加やグローバル化が進むなかで、創造力の必要性が経済産業活動においても高まり、アート×経済がより注目されつつある昨今。経済がアートに近づくことで、イノベーションやウェルビーイング等につながる研究も広く行われている。そのような背景のもと、2023年に経済産業省は芸術に対する投資や地域とアートの関係性などの膨大なデータをわかりやすく掲載した286ページの報告書『アート経済社会について考える研究会報告書』をリリースした。本イベントでは、識者とともに経産省のアートレポートを読み解き、アートと経済や企業との結びつきの理解を深めることで、人々にとってよりアートを身近にすることを目指す。

参加アーティスト

小林エリカ

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作家・アーティスト。目に見えない物、時間や歴史、家族や記憶、場所の痕跡から着想を得た作品を手掛ける。著書は小説『トリニティ・トリニティ・トリニティ』(英語版 「Trinity, Trinity, Trinity」翻訳Brian Bergstrom (AstraHouse刊)日米友好基金日本文学翻訳賞2022-2023受賞)『マダム・キュリーと朝食を』(第27回三島賞候補、第151回芥川賞候補)(共に集英社)他。コミックに“放射能”の歴史を辿る『光の子ども 1-3』(リトル・モア)。インスタレーション作品も国内外で発表し、主な展覧会は「りんご前線 — Hirosaki Encounters」(弘前れんが倉庫美術館)、「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」(国立新美術館)他。近刊は『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』(筑摩書房)と、音楽家寺尾紗穂との朗読歌劇作品にもなった『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋)。

明和電機

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土佐信道プロデュースによる芸術ユニット。青い作業服を着用し作品を「製品」、ライブを「製品デモンストレーション」と呼ぶなど、日本の高度経済成長を支えた中小企業のスタイルで、様々なナンセンスマシーンを開発しライブや展覧会など、国内のみならず広く海外でも発表。音符の形の電子楽器「オタマトーン」などの商品開発も行う。2016年1月には中国上海の美術館McaMで、初の大規模展覧会を成功させた。2019年3月には秋葉原「東京ラジオデパート」にて明和電機初の公式ショップ「明和電機秋葉原店」をオープン。2021年は北京(中国)で全リモートで展示設営を行った「超常识创造力工场•明和电机学艺展」を成功させた。2023年はデビュー30周年。9月呉市立美術館、12月札幌芸術の森で展覧会を開催した。

「アートと経済の交差点を考えるカンファレンス」開催概要

日時3月19日(火)1部17:00〜18:00 2部 18:00〜19:00(開場16:30)
会場オンライン
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※先着15名まで現地参加可能「SIGNAL
現地参加申し込みフォームhttps://tinyurl.com/58uez2fh
※定員に到達次第フォームはクローズ