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「水野美術館コレクション 美しNIPPON 」展

水野美術館コレクション 美しNIPPON 」展は、 京都駅ビル内にある美術館「えき」KYOTOにて、2020年7月4日(土)から8月2日(日)まで開催される。本展では、水野コレクションから横山大観、菱田春草、上村松園など、近代日本画の巨匠たちによる、選りすぐりの名品を紹介。季節の移ろいや四季を彩る女性たちなどをとおして、日本画の魅力を楽しめる内容となっている。展示内容は3章から構成される。

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上村松園 ≪夕べ≫ 昭和10(1935)年頃 水野美術館蔵

1章 日本画の魅力

「日本画」という言葉は、明治維新以降、「洋画」に対応して誕生した新語であった。海外へのまなざしが色濃くなった時代、日本画家たちは、それまでになかった西洋的な表現と日本古来の技術を融合させようと奮起した。たとえば、空気や光といった形のないものを描くため、日本画本来の輪郭線を用いる描法から逸脱し、「朦朧体 / もうろうたい」というぼかしの技法を生み出す。また、狩野派の手本に即した運筆や琳派の華やかな装飾性など、伝統を継承する表現も出現しました。1章では、紙や絹の質感、岩絵具の顔料のきらめき、墨独特のにじみなど、日本画特有の素材を生かしながら、近代以降、花開き進化し続けた日本画の魅力を紹介する。

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橋本雅邦 ≪紅葉白水≫ 明治35(1906)年 水野美術館蔵

2章 四季の移ろい

山や川、海など自然に恵まれた日本の風景は、四季折々、絶えず装いを変える。我々は、春の花見や秋の紅葉狩りなど、変化する季節を楽しみ・愛でる習慣を古くから身につけてきた。そうした感覚は、日本画の世界にも色濃く反映され、巡りゆく季節を表した風光明媚な花鳥図や山水画が生まれていったと言える。2章では、日本画に描かれた四季の表現に注目する。一つの組み作品に複数の季節を表した春秋図などの日本画ならではの描き方と彩り豊かな季節の情景を紹介する。

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川合玉堂 ≪清湍釣魚≫ 昭和24(1949)年 水野美術館蔵

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横山大観 ≪鶉≫ 大正14(1925)年 水野美術館蔵

3章 季節を彩る女性たち

見目麗しい女性像は、古くから画題として好まれ、目を楽しませてきた。とりわけ、近代日本画の世界では、「西の松園」「東の清方」と並び称されたように、京都画壇の上村松園、東京画壇の鏑木清方が、それぞれに美人画のジャンルを築き上げる。その際、描かれた女性たちは、周囲の風景、あるいは身に着けている衣装の柄や小物などの組み合わせによって、季節の情趣を漂わせる工夫がなされてきた。3章では、四季の移り変わりを感じさせる美しい女性たちの姿を堪能できる。夏の暑い盛りに装う透け感のある着物など、日本らしい「和の美」にも注目。

「水野美術館コレクション 美しNIPPON」展 概要

展覧会名水野美術館コレクション 美しNIPPON
会場美術館「えき」KYOTO
京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
会期2020年7月4日(土)~8月2日(日)
開館時間10時30分~19時30分
入館締切閉館30分前
入館料一般900円(700円)、高・大学生700円(500円)、小・中学生500円(300円) ※( )内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまと ご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。
URLhttps://bit.ly/3dphWho