1940年開催の国際シュルレアリスム展をリスペクトした展覧会
アンドレ・ブレトンによって1924年に出版された『シュルレアリスム宣言』の100周年を記念したロエベおよびロエベ財団による展覧会が、PHotoESPAÑA(フォト・エスパーニャ)2024において2024年6月6日(木)から9月14日(土)までライカギャラリー マドリードで開催される。本展はシュルレアリスムが写真に与えた幅広い影響を紹介するもので、マリア・ミランによる監修のもと、ヨーロッパ、アメリカ、アジア各地から集められた24のアーティストとコレクティブによる一世紀にわたる写真作品を展示し、写真芸術における形式、テーマ、美学を豊かにした現象に光を当てる。
第一次世界大戦勃発のさなか、フロイト精神分析の状況を背景に、シュルレアリスムは夢や内なる欲望といった無意識の世界に目を向け、人間精神の創造的可能性を追求してきた。本展では、写真がどのようにして現実の表象を操るツールとなったのか、多重露光・多重焼付・フォトモンタージュ・ソラリゼーションから、他愛のないプロップスや舞台照明の活用まで、様々な写真技術とともに紹介される。
「シュルレアリスム100周年」開催概要
会期 | 2024年6月6日(木)~9月14日(土) |
時間 | 月〜金:10:00~20:00 土:10:00~14:00、16:00~20:00 |
会場 | ライカギャラリー マドリード C/ Ortega y Gasset, 34, 28006 マドリード |
料金 | 無料 |
URL | https://tinyurl.com/ydesrpzk |