渋谷と金沢の会場にて初の展示会「wasoya EXHIBITION」を期間限定で開催
和想屋(わそうや)が展開する「今想う、和のカタチ」をコンセプトとするブランド〈 wasoya 〉がプロダクト第2弾となる「SS22」の販売を開始。加賀友禅 × ストリートアートという異文化の融合によって生み出されたアートポスターを中心に、ベーシックな男性向け浴衣や和装小物など全5アイテムをラインアップする。
CHOOSEBASE SHIBUYAと水車金沢ーsuisha.kanazawa-にて初の展示会も開催。既に販売中の商品に加え、新商品の販売・受注する。
Art Poster
アートポスター「SHIKI」は、伝統工芸士・太田 昌伸氏とクリエイティブ集団・PROPOのコラボによって制作された作品で、四季をテーマにした各々のラインを図案に落とし込み、太田による手描き友禅にて染め上げた。ポスターへの出力は文化財や絵画の出力に用いられるジークレー版画を採用。作品を高性能スキャナーで読み込み、色や質感等、細部に至るまで忠実に再現している。耐光性にも優れ、適切な環境で保存すれば100~200年は退色せずに保管することが可能。加賀友禅の新たな表現に挑戦したアートポスターは和洋問わずあらゆる空間に溶け込む。
今後の展望
今後も日常で触れることの少なくなった日本の伝統文化・工芸をもっと身近に感じられるようなプロダクトを企画・発信していく。先人たちから受け継いだ伝統を革新し、未来へと繋げる。
加賀友禅 / 伝統工芸士・太田 昌伸
1963年友禅作家白坂幸蔵に師事。1997年に独立し友禅工房「文庵」を開設。2008年に伝統工芸士として認定される。石川の伝統工芸展、伝統加賀友禅工芸展、加賀友禅新作競技会など、さまざまな展覧会やコンクールにて入選受賞多数。加賀友禅の伝統と技術を継承しつつ、現代に合うオリジナル作品を制作。
PROPO
金沢を拠点に活動するクリエイティブ集団。構成メンバーは前川克史(Front52dx)松田 洋平(cotona)篠田 卓也(va)の3名。パターン化されたラインウェイトをベースにLivePaint、建築、グラフィックなど様々な分野で活動している。地元金沢でのクラブイベントを中心にLivePaintを行ってきたが、金沢21世紀美術館でのPaintやフェス、飲食店への絵の提供などクラブイベント以外でも活躍の場を広げている。
和想屋について
和想屋は2011年に着物の買取販売を行う古物商としてスタート。2021年の創業10周年を機にオリジナルブランド「wasoya」を立ち上げ、オンラインストアをオープンする。「今想う、和のカタチ」をコンセプトに掲げ、着物をはじめ日本の伝統文化・工芸にフォーカスした商品を展開している。