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「色」をテーマに構成 色が作品に与える意味や効果などを考える

2011年日本建築大賞をはじめ千葉県建築文化アワード・千葉市都市文化アワードを受賞した美術館そのものがアートである千葉市のホキ美術館にて2022年5月26日から2022年11月13日まで、いろいろ展「色の魔法 色から見える写実」が開催される。本展は「色」をテーマに構成され、色が作品に与える意味や効果などを作品を通して考えることが出来る。

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ブルーの作品から始まるこの展覧会、色の変化を楽しみながらベージュ色のギャラリーに移るときどんなイメージを持たれるのか。作家ごとではなく色をキーにした展示で、ホキ美術館でしか味わえない体験を間近に楽しむことができる。作品のもつ色の力から、新たな発見があるかもしれない。

濃い青から白くなりベージュに向かっていく。その中で、作家ごとの色のとらえ方。

ホキ美術館の特徴でもある4つのチューブが重なりあった建築構造。その各チューブの幅・高さ・カーブがそれぞれ異なり不思議な空間を作っているが、ギャラリー2の森本作品を見てからギャラリー3へ入る時、それまでの空気感が大きく変わる。LEDの混色率も光の強さも同じでありながらら、不思議な感覚になる。それがもし作品それぞれの色が与える影響なのだとしたら。こういった体験を通して、作品を一つの色ととらえて展示すると何か新しい発見があるのではないか。という今までと違った見え方を探ろうと企画された。

初展示作品

原雅幸「Endwick Waterの滝」
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原雅幸「Endwick Waterの滝」

「私は水墨画の山水画のように滝の背景に雄大な風景が見える場所をずっと探していた」この滝はエジンバラから西へ、車で1時間くらいの距離にある山岳地帯。パレットで色を作り、画面上でマチエールを作りながら描いていくという、直接描画で創作された。

小尾修「咆哮」
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小尾修「咆哮」

この絵のきっかけは2019年ホキ美術館にも大きな被害のあったあの台風でした。嵐が過ぎ去った数日後、辺り 一面、流れてきた瓦礫や樹木の残骸が散乱し、大きなクルミの木々は根こそぎ倒され、その姿がまるで天に向かって吠えている龍のように見えた。それは恐ろしい自然の猛威、恐怖すべき姿そのもののようでもあり、しかし同時に見惚れてしまうような神々しいまでの美しい姿でもあった。

藤田貴也「Namine」
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藤田貴也「Namine」

白を基調にその人物が秘めた内なる生命力を表現。「存在するそのままを描く」をテーマに、髪や指先まで細部まで描かれた圧巻の写実。若き才能の衝撃とも言えるその描写力を存分に堪能出来る新作が発表。

出品作家

青木敏郎 / 石黒賢一郎 / 大畑稔浩 / 小尾修 / 五味文彦 / 島村信之 / 塩谷亮 / 諏訪敦 / 羽田裕/ 原雅幸/ 廣戸絵美 / 藤田貴也 / 藤原秀一 / 三重野慶 / 森本草介

鑑賞に最適な環境、こだわり抜いた空間

ホキ美術館は世界でもまれな写実絵画専門美術館として、2010年に千葉市緑区に開館。そのコレクションは保木将夫が収集した写実絵画作品、約500点を展示。千葉市最大の公園である緑ゆたかな「昭和の森」に面した、地上1階、地下2階の三層 × 計500メートルにわたる回廊型、計9つのギャラリーでは、森本草介をはじめ、野田弘志、中山忠彦など約60名の現代作家による写実の名品約150点を常時鑑賞することができる。ギャラリー1は一部鉄骨造によって空中に浮かせ、窓からは森が見渡せる。不定期で画家や専門家を招いてのギャラリートークが開催し、クラシックギター、弦楽四重奏、ピアノとチェロの二重奏などのコンサートが開催される。

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ホキ美術館

企画展示を中心に展開。作品鑑賞に集中するためにピクチャーレール・壁のつなぎ目をなくした空間に全館の照明はLED化することにより、やわらかい光が作品にあたるように演出。足への負担を軽減するためにゴムチップ素材の床材を使用している。

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いろいろ展「色の魔法 色から見える写実」

開催期間2022年5月26(木)から2022年11月13日(日)まで
開館時間10:00~17:30
ホキ美術館ギャラリー1(千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15)

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