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KUMA experiment vol.1|企画展『二回ひねって一度たつ』が開催

次世代を担うクリエイターの育成に取り組むクマ財団が、活動中の6期生・55名が作品や活動を発表するシリーズ「KUMA experiment」の第一弾として、企画展「二回ひねって一度たつ」をクマ財団ギャラリー(六本木)で2022年10月15日(土)から23日(日)まで開催する。異なる領域で未来を見据えて創作する若手クリエイター5名(乾 真裕子 / 賀口 舟梧 / 竹歳 和真 / 山下 栞/ 山名 琢翔)が、それぞれの取り組みを発表。adf-web-magazine-kuma-experiment-vol.1-1

企画シリーズ「KUMA experiment」について

KUMA experiment」は、U25の若手クリエイターの創作活動のプレゼンテーションの場として、社会とつながることを目的に、実験的な発表の場を目指している。数名で構成する10のチームがそれぞれのテーマを導き出し、掲げるテーマを通じて、既存の枠組みに囚われず、彼らの視点で現代の社会を見つめる。発表する全55名の活動ジャンルは22種類に及び、9会期にわたり六本木のクマ財団ギャラリーにて開催するグループ展ではアート、テクノロジー、デザインなど多領域の作品を発表する。また3月中旬には、音楽・演劇などのパフォーマンスを軸としたイベントを開催、半年にわたって10の企画を実施する。

参加アーティスト紹介

乾 真裕子(Mayuko Inui)

乾真裕子は、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 在籍のアーティスト。フェミニズムやクィア理論を手がかりに、自身の身体を用いたパフォーマンスおよびビデオパフォーマンスを制作している。

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乾 真裕子《Queertures》2022

賀口 舟梧(Shugo Kaguchi)

賀口 舟梧は、北海道出身のアーティスト。版表現がイメージにもたらす、「大体一緒で、ちょっと違う。」現象に着目して活動していたが、最近はよくわからなくなってきている。

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賀口 舟梧《Productivity Crime》2020

竹歳 和真(Kazuma Taketoshi)

竹歳 和真は、1998年生まれ、嵯峨美術大学大学院在籍のアーティスト。基本とされる日本画制作過程のそれぞれ、役割や効果、意味を探ると同時に、作品化への根本である「写生」を自然物を対象に追求している。 自身の内面のみで作品を完結させるのではなく、制作の過程や発表の機会などを通して、社会や人々と繋がる。それに喜びを感じる。

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竹歳 和真《湧く》2022

山下 栞(Shiori Yamashita)

山下 栞は、1997年大阪府生まれ、広島県在住のアーティスト。日本の美術教育における諸問題を制作・研究の主題としている。高校美術科の非常勤講師として勤めながら、学校教育という制度内の美術の問題を眼差し、日々思考と実践を繰り返す。また、ハラスメントのない学習環境実現に向け、学生による有志団体を立ち上げ活動中。

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山下 栞《明治百五十三年》2020

山名 琢翔(Takuto Yamana)
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山名 琢翔《Isevot》2022

山名 琢翔は、「趣味とものづくり」と「ものづくりの民主化」というテーマで気の向くままにものを作る"メイカー"。ものづくりを通して趣味の新たな側面を発見することを好む。ものづくりへの無駄な障壁を無くし、好きな人が、好きなときに、好きなだけ、ものを作れる社会を目指す。代表作品は立体パズルロボット、オセロAI。

「二回ひねって一度たつ」開催概要

会期2022.10/15(土)〜23(日)*火・水は休館
時間12:00 - 19:00
会場クマ財団ギャラリー
入場無料
参加作家乾 真裕子 / 賀口 舟梧 / 竹歳 和真 / 山下 栞/ 山名 琢翔
ウェブサイトhttps://bit.ly/3RpNibm