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2会場による異なる視点から変化し続ける表現の軌跡を総覧する

ニューヨークを拠点にするアーティスト、ホセ・パルラによる個展「Home Away from Home」がポーラミュージアムアネックスで2025年6月20日(金)から7月27日(日)まで開催される。1973年にマイアミに生まれたパルラはアメリカ、プエルトリコ、キューバといった多様な移民文化に囲まれて育ち、その環境が都市生活や芸術に対する理解に深く影響を与え、作品に大きなインスピレーションをもたらしている。独特のカリグラフィー、幾層にも塗り重ねられた絵肌に特徴付けられるパルラの作品は、壁に残された記憶や痕跡を想起させると同時に、自身の経験が色濃く重ね合わせられている。

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José Parlá Morning Blossoms Over Tokyo (Multiversal) 2025 6 x 16 feet (182.8 x 487.6 cm) quadriptych Acrylic, oil paint, plaster and collage on canvas

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José Parlá Pedestrian Ensemble 2011 72.0 x 144.0 inch (182.9 x 354.8 cm) diptych Acrylic, ink, collage and plaster on canvas

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José Parlá NIPPON 2013 60.0 x 60.0 inch (152.4 cm diameter) Acrylic, ink, collage and plaster on canvas

本展「Home Away from Home」は、KOTARO NUKAGA ROPPONGIと同時開催で、ひとつに限定される「ホーム」ではなく、記憶、移動、人との繋がりによって形成され、常に変化し続ける風景という視点からパルラの作品がそれぞれ展示される。

ポーラ ミュージアム アネックスでは、窯元で滞在し制作された備前焼の作品や日本のアーティストやファッションデザイナーとのコラボレーション作品なども展示し、パルラの包括的な活動とルーツを辿るとともに、東京をテーマとしたラージスケールの新作1点を含む合計18点の作品を紹介。KOTARO NUKAGA ROPPONGIでは、日本で過ごした時間や出会いから着想を得た新作絵画が発表される。

ホセ・パルラ(José Parlá)

1973年キューバ人の両親の元、アメリカフロリダ州マイアミに生まれる。マイアミ・デイド・カレッジ、ニュー・ワールド・スクール・オブ・アーツ、サバンナ芸術工科大学にて絵画を学び、現在ブルックリンを拠点に活動。国内外のギャラリーや美術館での展示のほか、スノヘッタにより設計されたファー・ロッカウェー図書館(ニューヨーク、アメリカ)、テキサス大学オースティン校の図書館(テキサス、アメリカ)、ワン・ワールド・トレード・センター(ニューヨーク、アメリカ)など多くのパブリック・プロジェクトで大規模な作品を制作してきた。作品はブルックリン美術館(ニューヨーク、アメリカ)、マイアミ・ペレス美術館(フロリダ、アメリカ)、ハバナ国立美術館(キューバ)などに収蔵されている。

「Home Away from Home」開催概要

会期2025年6月20日(金)~7月27日(日)
時間11:00~19:00 (入場は18:30まで)
会場ポーラミュージアムアネックス 
URLhttps://tinyurl.com/ytfz8y5x