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渋谷西武で桑沢デザイン研究所の卒展「桑沢2020」を開催

日本最初のデザイン教育機関であり、時代をリ-ドするデザイナーを数多輩出している桑沢デザイン研究所。今春、中止となった同校の卒展「桑沢2020」が、アートディレクタ-の第一人者、浅葉克己の監修のもと、西武渋谷店とタッグを組み百貨店で初の展示が開催される。新しいデザイン、多様性、創造の力がシブセイに集合した。adf-web-magazine-kuwasawa-shibusei-1卒業生作品展「桑沢2020」が中止となり、作品を公開する機会を奪われた生徒たち。卒業後それぞれの道を歩み出した学生たちのうち35名が、シブセイの各階のプロモーションスペースで作品群を展示する。

ポール・クレーが作った羅針盤は100年後の現在でも桑沢デザイン研究所の道標となり、コロナ禍を経てまた新たに続いてゆく100年の道標となるであろう。「デザインは死なない。」スペイン風邪から生き返ったポール・クレーのように、コロナ禍を超えた先に待っている新しい都市生活には若い人たちが作る新しいデザインの力が必要だろう。「New 羅針盤」に導かれた学生たちのデザインの多様性の表現、創造をこの機会に是非!

また、本展と合わせて、日本のデザイン源流等もなったBAUHAUS100周年の記念展示が2020年11月11日(水)に開催される。2020年東京パラリンピックの公式アートポスターや様々な映像作品、洋服のグラフィックまで、多岐にわたる仕事を手がける新進気鋭のデザインユニット GOO CHOKI PAR。新しい日本のデザインを牽引するGOO CHOKI PARの3名と浅葉克己が卓球をしながらバウハウスについて、そして日本のこれからのデザインついて語りあう。バウハウス・デッサウ財団のトルステン・ブルーメのイラストレーションを天板にほどこしたオリジナル卓球台上で繰り広げられるデザイン交流の模様はYOUTUBE にて配信される。

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GOO CHOKI PAR

桑沢デザイン研究所

1954年、桑沢洋子によって東京都港区青山北町(現在の北青山)に設立。バウハウス思想を継承した日本で最初のデザイン教育機関。時代をリードするデザイナーやデザイン関連の職能人を育成することを教育の方針としている。開校当時より、実務活動に携わるデザイナーや教育者、芸術家らが講義を担当し、当時としては画期的な実践教育であるとされた。以来半世紀以上にわたりデザイン教育のパイオニア的機関として国内外のさまざまな分野で活躍するデザイナーやクリエーターを輩出している。

「卒業生作品展 桑沢2020×シブセイ デザインは死なない。New羅針盤」開催概要

会期2020年11月3日(火)~23日(月・祝)
会場西武渋谷店 A館1階・A館2階・A館3階・A館4階・B館7階=プロモ-ションスペ-ス・B館3階=コンポラックス
特設サイトkds.ac.jp/seibushibuya2020