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ポール・インセクトの《Pollen Dream》を販売

アート作品の分割所有プラットフォーム 「STRAYM (ストレイム)」は、バンクシーとのプロジェクトやダミアン・ハーストも魅了する、独創的な世界観でストリートアート界での地位を確立したポール・インセクト(Paul Insect)の作品《Pollen Dream》を2020年10月12日(火)から販売する。

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ポール・インセクト(Paul Insect)、《Pollen Dream》、2017年

作品は、シンメトリーな描写と、コントラストのある大胆な色使いがくっきりとした線で区切られ、インセクトの作品の激しさを誇張するものになっている。また手描きの目のディテールは、吸い込まれるように惹きつけられ、肖像画の目と口以外をマスクで覆うというシュールさは、様々なメッセージを伝えようとしている。この作品の背景にある「成長するための内省」というメッセージはとても力強く、現代社会において「私たちは誰であって、私たちの目的とは何なのか?」という考えや言動、行動を深く省みることについて問題を投げかける。

Paul Insect(ポール・インセクト)

インセクトは1971年に英国南東部で生まれ、イギリスのヘイスティングスとソールズベリーの美術大学でグラフィックデザインを専攻。インセクトの特徴は、20世紀初頭のダダイズム芸術運動からインスピレーションを受けているとされ、ダダイズムの持ち合わせるあらゆる不条理をモダニズムのスマートさと組み合わせ、大人の生活に潜む深く暗い闇をいたずらっぽく指摘するシュールな表現と言われる。伝統的な作風もあれば、既成概念を大きく破壊するような作品もある。

1990年代にウィットに富んだステンシルとスプレーペイントの作品で知られるようになったが、その後は、キャンバスを溢れる色彩で埋め尽くす作品でギャラリーシーンへと活動の場を移し挑発的な展覧会を開催し続けている。インセクトが参加したプロジェクトには、グラストンベリーでのステージコンセプトへの制作や、ジェイミー・ヒューレッドとのプロジェクト、バンクシーとはカンヌ映画祭、パレスチナの分離壁、ディズマランドへの参加などがある。ダミアン・ハーストがインセクトのファンでコレクターであることでも知られている。