アートホテルBnA Alter Museumが、最大1カ月の宿泊招待と、制作費、展示プログラムを支援するアーティスト支援企画の公募を実施
アートホテルBnA Alter Museumでは、アーティスト支援企画としてFabCafe Kyotoと共同で実施している「アーティスト・イン・レジデンス」の第2回目の公募を行う。
BnA Alter Museumは真鍋大度やBOREDOMSのEYE等16組の気鋭のアーティストが手掛けた31部屋のアートルームに宿泊することができるアートホテル。宿泊費の一部がアーティストに還元されるレベニューシェアの形式を取っている。
今回の公募では、SCG(staircase gallery)という階段型のギャラリーで制作/展示される作品を募集する。SCGは、アートルームと同様に、施設としてBnAの思想を表現するためのもう一つのメインプロジェクト。常設展であるアートルームに対してSCGは企画展という位置付けにあり、宿泊ゲストだけでなく全ての人々に開かれている。 計30メートルの縦型ギャラリースペースで、施設内階段を上りながら縦に広い五つの空間を鑑賞するという世界にも類を見ない展示空間である。既存のカテゴリーを超え、未来を開拓する”今”を捉えること。ユニークな隔離空間だからこそ実現する奇想天外なアイディアを募集する。BnAがやるギャラリーだからこそ、表現者にも鑑賞者にも新たな挑戦の場を。
「アーティスト・イン・レジデンス」募集概要
公募期間
7月16日~7月31日
結果発表
8月8日
滞在可能期間
8月16日~9月15日(最大1ヶ月間、滞在期間は参加者と協議の上決定)
滞在場所
BnA Alter Museum(京都市下京区天満町267-1)
公募枠
SCG展示枠
採択組数
5組
制作場所
BnA Alter Museum SCG、FabCafe Kyoto (京都市下京区本塩竈町554)
応募条件
日本国内にて創造活動を行う個人もしくはグループ(当館宿泊は2名まで) ※活動のジャンルは不問。滞在制作の成果物を一般公開の展覧会として3〜6ヶ月程度展示。
応募方法
応募フォームより応募
支援内容
- BnA Alter Museum宿泊の無償提供
- 制作費(10万円)
- 準備期間中と滞在中の当館アートディレクターによるサポート
- FabCafe Kyoto デジタルファブリケーション機材の無償利用
成果物
滞在制作により制作された作品の所有権及び著作権は、制作したアーティスト本人に帰属する。(当館所有のモニターなど備品を使用した場合はその部分を除く)
第1回公募及び採択アーティスト
特設ページに掲載
FabCafe Kyotoは3Dプリンターやレーザーカッターなどの工作機器を併設し、国内外12拠点にまたがったクリエイティブネットワークを展開する「FabCafe」の京都店。ユニークな才能やテクノロジーが集まり交差する場をつくることをミッションとして、様々なイベント・展示がおこなわれており、2020年からは「偏愛に突き動かされたプロジェクト」を支援するレジデンスプログラムをスタートした。