シネ・リーブル池袋 / 渋谷Bunkamuraル・シネマにて追加上映
カルチャヴィルは、現在シネ・リーブル池袋で絶賛上映中のナショナル・シアター・ライブ『リーマン・トリロジー』が大盛況のため、急遽追加の上映がシネ・リーブル池袋 / 渋谷Bunkamuraル・シネマの2館にて決定した。第75回トニー賞で最多5部門の演劇作品賞、演劇演出賞(サム・メンデス)、演劇主演男優賞(サイモン・ラッセル・ビール)、演劇照明デザイン賞(ジョン・クラーク)、演劇装置デザイン賞(エス・デヴリン)を賞した『リーマン・トリロジー』のシネ・リーブル池袋での上映は大盛況で、連日満席となった。
当初2週間の上映で2022年7月7日終了を予定していたが、急遽延長が決定。現在、許諾されている上映権利が2022年7月27(水)までのため、嬉しいサプライズとなった。なお、関西ではアップリンク京都にて2022年7月22日(金)から7月27日(水)まで上映される。ストーリーとしては、世界的な投資家リーマン一家が米国に移住した1844 年から2008年のリーマン・ショックが起こるまでの3世代にわたる栄光と衰退を描く舞台で、ナショナル・シアター上演時にはチケット完売を記録した注目作。主演の3人が約3時間にわたり、150年以上にわたるリーマン家の歴史を演じ切る。
今回上映するナショナル・シアター・ライブ版はロンドンで上演されたオリジナル版で、NYの舞台に出演しているエイドリアン・レスターの役はベン・マイルズが演じている。本作でトニー賞を受賞した巨匠サム・メンデスによる巧みな演出、NYの変わりゆく姿を透明な箱のセットで表現して同じくトニー賞を受賞したエス・デブリンによるデザイン、トニー賞受賞のジョン・クラークによる照明、そして主演3人の演技と一台のピアノによる舞台進行は、全てが完璧なケミストリーを生み出す傑作。
『リーマン・トリロジー』(原題:THE LEHMAN TRILOGY)作品情報
演出 | サム・メンデス |
作 | ステファノ・マッシーニ |
翻案 | ベン・パワー |
主演 | アダム・ゴドリー、サイモン・ラッセル・ビール、ベン・マイルズ |
上映時間 | 221分(休憩2回あり) |