若⼿クリエイターによるグループ展シリーズ
KUMA experiment 2024-25 vol.6「⼣暮れを待つ星」がクマ財団ギャラリーで2025年2⽉8⽇(⼟)から2⽉16⽇(⽇)まで開催される。本展は、クマ財団が取り組むクリエイター育成「クリエイター奨学金」を受ける奨学生8期生によるグループ展シリーズ「KUMA experiment 2024-25」の第6弾。
⽴体⾳響を特徴とした制作を⾏う池⽥翔、異物感「BUG」を造形の根底に据え⽊彫作品を作る菊地寅祐、⽂筆・イラストレーション・セルフパブリッシングなど多岐に渡って活動するのもとしゅうへい、コンテンポラリーダンスを⽤いたパフォーマンス作品や交流プロジェクトを⾏う橋本真那、独⾃の技法「歪曲張り⼦」で⽴体作品を⼿がける本岡景太、マンガの技法を⽤いて没⼊感のある空間表現を模索するLiisaの6名が参加し、それぞれの取り組みを発表する。
参加クリエイター
池⽥翔(Tsubasa Ikeda)
2000年新潟県⽣まれ。 ⾳による空間表現・空間演出に興味を持ち、レコーディング・ミキシング・サウンドデザイン・サウンドインスタレーションなどの⽴体⾳響を特徴とした制作を⾏う。⾳響についての研究も⾏い、学術的な⽂脈と芸術的な⽂脈の接続を⾏う。創作団体「やさい室」メンバー。
菊地寅祐(Torasuke Kikuchi)
1998年⼭梨県北杜市⽣まれ。彫刻家。2022年度、東京藝術⼤学美術学部彫刻科卒業。2023年より、東京藝術⼤学美術研究科彫刻専攻に在籍。映画の没⼊感覚をコンセプトに、その際に⽣じる異物感「BUG」を造形の根底に据え、⽊彫作品を展開。
のもとしゅうへい(Shuhei Nomoto)
⽂筆、イラストレーション、漫画、セルフパブリッシングなどの活動を⾏う。2024年「ユリイカの新⼈」。著書に詩集『通知センター』(思潮社)、エッセイ『海のまちに暮らす』(真鶴出版)、⼩説『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』ほか。東京藝術⼤学⼤学院美術研究科在籍。
橋本 真那(Mana Hashimoto)
2000年神奈川県出⾝。国⽴台湾芸術⼤学表演芸術学部舞踊学科卒業。東京藝術⼤学美術研究科先端芸術表現専攻在籍。他者を通じて⾃⼰を知ることを創作の軸とし、コンテンポラリーダンスを⽤いたパフォーマンス作品の制作や交流プロジェクトの実施を⾏う。
本岡 景太(Keita Motooka)
東京藝術⼤学⼤学院美術研究科美術専攻彫刻研究領域博⼠後期課程在学中。染めた紙と酢酸ビニル系樹脂による、「歪曲張り⼦」という独⾃の技法で彫刻作品を制作する。平⾯と⽴体が交差するものの⾒え⽅に、彫刻的な問題意識を⾒出し、探求を⾏っている。
Liisa
1999年ハンガリー⽣まれ(中国国籍)、2001年イタリアに移住し、2018年来⽇、2023年京都精華⼤学マンガ学部ストーリーマンガコース修了。現在は東京藝術⼤学⼤学院美術研究科在籍中。マンガを出発点とし、経験と記憶、ランドスケープと空間の関係性を探求している。
KUMA experiment 2024-25 vol.6「⼣暮れを待つ星」開催概要
会期 | 2025年2⽉8⽇(⼟)〜2⽉16⽇(⽇) ※⽕曜⽇は休廊 |
時間 | 12:00~19:00 |
会場 | クマ財団ギャラリー |
料金 | 無料 |
URL | https://tinyurl.com/27e8d7y8 |