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デザインコンセプトは奥日光の自然と調和する邸宅

マリオット・インターナショナル社(米国)はザ・リッツ・カールトン日光を2020年5月22日(金)にオープンする。設計デザインは日建設計が手掛けた。ザ・リッツ・カールトン日光のデザインコンセプトは、ホテルが立地する奥日光中禅寺湖畔が明治時代中頃より西洋人の外交官や高官によって避暑地として親しまれてきた独特の文化を発展させてきたことからインスピレーションを受け、美しい四季を尊び味わう日本独自の自然観や美意識を宿し、西洋と日本の建築デザインが調和した「奥日光の自然と調和する邸宅」。過美、過大な設えではなく、奥日光が持つ自然の美しさに浸ることのできる空間となっている。

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ザ・ロビーラウンジ イメージ

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ザ・バー イメージ

また、メイン棟、レイク棟、マウンテン棟の3棟からなる全94室を有する客室とスイートルームのほか、メイン棟1階には「アライバル・ロビー」、「ザ・ロビーラウンジ」、「ザ・ライブラリー」、「ザ・バー」があり、内装デザインは、メルボルンに本社を構えるデザイン会社LAYAN Architects + Designersが手掛けた。

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ザ・リッツ・カールトン・スイート イメージ

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ザ・ライブラリー イメージ

「ザ・リッツ・カールトン日光に足を踏み入れると、豊かな紳士の邸宅に到着したような、洗練かつ温かく居心地の良い雰囲気に包まれます。ここには過度な贅沢さやオーバースケールな空間はありません。このホテルのデザインフィロソフィーとは、まさに日光の自然が物語る光と影の移ろいと四季の移り変わりを体感し、自然の儚さから生まれる美しさに没頭することです」とLAYAN Architects + Designersの代表ヨハネス・ハートが語る。

ロビーは、栗の木を使用した特注のレセプションデスクや、120年ものあいだ同地でホテル業を営んでいた日光レークサイドホテルのアートパネルを再利用し、製作されたハンドクラフトのシェルフなど、歴史と木とのぬくもりが感じられる。また、新緑や紅葉など、季節によって異なる優美さを持つ絵画のような中庭と、田中信太郎コリン・K・オカシモといった国内外のアーティストによる個性豊かな彫刻品が、中庭の空間にさらなる彩りを添える。「ザ・リッツ・カールトン日光」は、日本の歴史や文化、伝統技巧に敬意を込め、繊細な自然の移ろいを慈しむ心を携え、上質な体験ができるラグジュアリーリゾートとなっている。