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スイデンテラス「晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル」に坂茂がデザイナしたサウナを新設

田んぼに浮かぶホテル、スイデンテラス（SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE）がこれまで以上の環境の充実と癒やしの体験を目的にサウナを新設し、天然温泉・フィットネスを含む施設であるスパ棟を2021年4月29日(木)にリニューアルオープンした。また、開放的なテラスで行う朝ヨガや、レストランでは自社栽培野菜を使用したヘルシーなメニューを準備するなど、新たにスパプログラムも用意。

今回のサウナの設計もホテルの建築と同様、建築家坂茂が担当した。坂が初めて手がけるサウナは、山形県内のホテルでは初となるセルフロウリュを備えた本格的なフィンランド式となる。ロウリュとは、 熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることにより、体感温度を上げて発汗作用を促進するサウナ入浴法。本サウナでは、ヒバの香りを感じていただけるアロマ水を使用。サウナ新設にあたり、アドバイザーにサウナー専門ブランドを手がけるTTNEを迎え、スイデンテラスでしか体験できないサウナとなっている。

男性用サウナ

建築に合わせた六角形のデザインが目に留まる男性用サウナ。天井の木屋根、天窓、椅子、水風呂まで、六角形で統一されたデザイナーズサウナ。サウナ室内の椅子は一部可動式となっており、好みの温度や高さに合わせての調整が可能となっている。サウナ室内からは、のどかな田んぼの風景も望め、露天風呂と一体となった外気浴スペースでは、水風呂後のととのいタイムを楽しめる。

女性用サウナ

坂茂の建築のアイコンでもある、紙管を模したベンチが特徴的な女性用サウナ。女性用サウナには、さくらんぼやラ・フランスなど、山形県産の果樹で製作したウォーリュ（壁でロウリュすること）を設置。パネルに水が自動で流れることによって、水蒸気とともに木の香りがサウナ室内に広がる。じっくりと汗を流した後は、水風呂と外気浴が楽しめる。

バー・ラウンジ

湯あがりにはバー・ラウンジも楽しめる。県産の地ビールや、地酒とワインの飲み比べ、フルーツジュースに、ジェラートも楽しめる。隣接するライブラリには、ブックディレクターの幅允孝監修のもと、「一冊一献」「整える」など、7つのテーマに沿った1,000冊の本が用意されている。