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新たな原体験のための“ネイチャーパーク”

ゴールドウインが2027年初夏の開業を目指して創業の地・富山で開発を進める「Play Earth Park Naturing Forest」に参画する設計者8組を発表した。本パークは富山県南砺市桜ヶ池周辺の広さ約40ヘクタールの広大な土地を拠点に、人と自然の新たな可能性を探求する、あらゆる人々の新たな原体験のための“ネイチャーパーク”。ゴールドウインは8組の設計者と協業し、多様な体験を通して訪れる人々の記憶に残る体験を提案することを目指す。

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パーク内構成と担当設計者

ガーデン・ランドスケープ:自然の移ろいを五感で感じる、ナチュラリスティックガーデン

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Dan Pearson Studio (ダン・ピアソンスタジオ)

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土地に対する本質的な感受性、直感的で繊細なデザイン、大胆で絵画的な自然主義的アプローチ、そして深い園芸知識に裏付けられた姿勢から、世界的な評価を得ている。チェルシー・フラワー・ショーでは金メダルを複数回受賞。主なプロジェクトに十勝千年の森(2008)、Lowther Castle (2007)、Delos garden at Sissinghurst (2018)、Amanyangyun in Shanghai (2012)、Maggieʼs Centre (2008/2016)などがある。

高野ランドスケーププランニング 村田周一

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1975年に東京で設立。1990年に本拠地を北海道へ移転。森を身近に感じることができる環境のもとで、「デザインと創造性」、「参加型公園づくり」、「森とエコロジー」の3つを基本姿勢に掲げながら、国内外で活動してる。主なプロジェクトに、十勝千年の森(2008)、カタール国土計画(2008)、サモア独立国植物園再整備(2009)、あさひかわ北彩都ガーデン(2014)がある。

プラザ棟:国内初の「Living Building Challenge 」取得を目指すリジェネラティブな生活拠点

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川島範久建築設計事務所

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光や風、土や木、植物から微生物までの多様な生命との関係性を再構築する「自然とつながる建築」を追求する取り組みが高く評価され、日本建築学会作品選奨、JIA環境大賞、SDGs建築賞などを受賞。主なプロジェクトとして GOOD CYCLE BUILDING 001(2021)、REVZO 虎ノ門 (2020) などがある。

展望台 / コテージ:鳥の目や虫の目、多様な視点で自然を観察する展望台とコテージ

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リナ・ゴットメ・アーキテクチャ

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その土地の歴史や文化、自然、素材との深いつながりを重視する「未来の考古学」という哲学を掲げ、持続可能かつ包摂的な建築に取り組んでいる。主なプロジェクトにエストニア国立博物館(2016)、Serpentine Pavilion(2023)、大英博物館 ウエスタンレンジ(2025-)などがある。シェリング建築賞 (2020)や Great Arab Minds Award(2023)など受賞歴多数。

パーク:子どもたちの野性を解放する遊びの冒険が広がる遊具建築

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萬代基介建築設計事務所

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建築・インテリア・展示設計・プロダクトデザインなど多岐にわたる領域を手がける。主な受賞歴として、第5回日本建築設計学会賞、JCDデザインアワード金賞などが挙げられる。主なプロジェクトには椎葉邸(2021)、石巻の東屋(2021)、2025年日本国際博覧会ポップアップステージ(2025)などがある。

ヴィラ:自然の営みに没入する、贅沢な自然との時間

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新素材研究所

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現代美術作家の杉本博司と、建築家の榊田倫之によって、2008年に設立された建築設計事務所。「古いものが、新しい」というコンセプトに基づき、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を研究し、それらの現代における再解釈と再興に取り組んでいる。主なプロジェクトに小田原文化財団江之浦測候所(2017)、清春芸術村ゲストハウス「和心」(2019)、和光本店地階(2024)、帝国ホテル京都(2026春 開業予定)などがある。

キャンプサイト:富山の自然と共につくる、新しいキャンプ体験

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Assemble (アセンブル)

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多様なバックグラウンドを持つメンバーによって、2010年に結成されたイギリスの建築家コレクティブ。リバプールの地域コミュニティと協働したGranby Four Streets(2015)により、世界で最も著名な美術賞のひとつであるターナー賞を建築家として初めて受賞。主なプロジェクトにゴールドスミス現代美術センター(2018)、Atelier LUMA(2023)などがある。

アクティビティセンター:地域の生活に寄り添う、富山の自然遊びの拠点

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本瀬齋田建築設計事務所

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建築家の本瀬あゆみと齋田武亨が主宰する設計事務所。富山と東京を拠点に、風景を「翻訳」するデザインで周辺環境と調和した建築を目指す。地域に密着しながら、建築のみならず、イベント会場構成やパブリックファニチャーなど幅広く活動する。主なプロジェクトに消滅集落のオーベルジュ|Lʼévo(2020)などがある。