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世界を移動しながら「境界」という土壌を耕し、生まれた実りを表現

現代アーティストの大岩オスカールによる個展「Harvest of Light - 光の収穫(サブタイトル:Cultivating the In-Between / 境界を耕す)」が、日本最大級のアートフェア「ART FAIR TOKYO 20」に参加するアートギャラリーGOCA by Gardeで、2026年3月13日(金)から3月15日(日)まで開催される。GOCA by Gardeは、日本およびアジアのアーティストを世界へ紹介する拠点として、ニューヨークで絵画、彫刻、陶芸など多彩な作品を展示している。日本およびアジアの現代アートをグローバルに発信する役割を担う、新たな文化発信の場を目指している。

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“Light House”, 2025 oil on canvas 131x 161cm (100号)

大岩はブラジル・サンパウロに日本人の両親のもとに生まれ、東京を経て現在はニューヨークを拠点に活動中。本展は、日本の原風景である「田んぼ」や、人々の日常に根ざした「食(弁当・屋台)」をモチーフとした作品を中心に、大岩が長年探求してきた「境界(in-between)」というテーマを提示する。ブラジル、日本、アメリカという複数の文化圏を横断してきた自身の経験を背景に、文化や記憶、風景が交差する独自の世界観が展開される。

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“Paddy Field”, 2023, oil on canvas, 111 x 227 cm

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“Hell's Kitchen 2” , 2023, oil on canvas, 101.5 x 137.7 cm

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Light Shop 4, 2024, oil on canvas, 137 x 101.6 cm

本展の見どころ

大岩オスカールは、自らを「世界の狭間(in-between worlds)のアーティスト」と定義している。ブラジルと日本という異なる文化の間で育った経験は、対比や混種性(ハイブリディティ)に対する独自の感受性を彼にもたらした。日常のモチーフを通して、大岩作品の特徴である「ユーモアと不安の共存」が表現され、日常の風景をわずかに「不可能なもの」へと変容させることで、私たちが日々通り過ぎる環境との関係性を改めて問い直す空間が立ち上がる。

大岩オスカール(Oscar Oiwa)

1965年、ブラジル・サンパウロ生まれ。1989年にサンパウロ大学建築都市学部を卒業後、1991年に東京へ移住。2002年よりニューヨークを拠点に活動。

ドローイング、絵画、大規模なインスタレーション、パブリックアートなど多様な表現を展開し、これまでに世界各地で200以上の展覧会(うち60以上の個展)を開催。主な展示先には、東京都現代美術館、リオデジャネイロ国立美術館、パリ日本文化会館などがある。

また、パブリックアートの分野でも世界的な評価を受けており、2025年にはニューヨーク市地下鉄(MTA)のための恒久モザイク壁画作品『Woodside Window』を完成させた。その功績が認められ、2019年に紺綬褒章を受章。さらに、Pollock-Krasner Foundation、John Simon Guggenheim Memorial Foundationなど、国際的に権威ある助成・フェローシップを多数受けている。

大岩オスカール個展「Harvest of Light - 光の収穫」開催概要

会期2026年3月13日(金)~3月15日(日)
時間11:00~19:00(3⽉15⽇は〜17:00)
会場東京国際フォーラム【Galleries:N067】GOCA by Garde
URLhttps://tinyurl.com/2v8bjwhs